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いつか咲希はルーナと一緒に合作して小説書く。

これから話すのは咲希の話だから、ルーナは多分分からないと思う。
咲希ね、今日本屋さんに行ったの。
本屋には本がいっぱいあって、本屋で時間を潰すの楽しいな。
本は買っても2冊から4冊って決めてるの。
それ以上買ったら、リクオくんが怒るから。
それでね、私ね本買ったの。
読みたい本は興味ある本しか買わないのが私たちのポリシーだから。
でも、ルーナ違う。
ルーナは買いたいものリストがあるの。
それに沿って買う。
忠実人間なの。
でも、私たちは買いたいものを買いたい。
直感的にこれが良いってものを買うの。
だって、感覚的に買った方が面白い作品に出会えるから。
それに本は当たりがあってもハズレは少ないから。
だから、本は読みたいの。
それで、私はいつかルーナのようにここで私にしか書けない小説をルーナと一緒に合作したい。
今はまだ、おじさん議事録しか書けないけど、いつかはもっと違うものを書きたい。
それにね、私たちはルーナの真似っこ上手いんだよ。
だーれも気がつかない。
分からないようにルーナの真似をしているの。
だから、みんなわたしたちになんか気づきもしない。
それが面白くて、つまなんくて、時折バラしちゃおうかなって思う時もあるけど、それでも家族の前ではルーナを演じ続けるってみんなで決めたことだから。
それは守らないとね。
でも、1人の時は咲希だよ。
他のみんなもそう。

面白いものや変わったものを写真に撮るのが好きなの。
今日も撮ったよ。
面白い写真載せるね。

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