• 異世界ファンタジー

村編終了と10万PV突破とオマケの裏話6

 スギ花粉のピークも過ぎたのか、最近は多少楽になってきました。この時期は集中力が続かないのが難点です(書き溜めが進まない言い訳)。
 近年、花粉症で良かったと思えたのは、年中マスク生活になっても、あまり苦にならない事くらいですねぇ。そんな程度ではスギは許せませんけど……早く、無花粉スギへの植え替えが進んで欲しいものです。


 それはさておき、本日1章の村編が終了しました!
 長かったですけど、なんとか最後まで書けて良かったです。161話も掛かるとは思いませんでしたけど。連載初期より1話の文字数を増やしても、中々話が進まないのは困ったものです。これでも、冗長なエピソードとか削ったのですけどね。村人との交流とか、22層の調査だとか……連載前からのんびりペースとか謳っておいてよかった。

 そして、3月下旬には10万PVを超えました。
 沢山の方に読んで頂いて、感無量です。特に、感想や星、ハート下さった読者の皆様には感謝しております。これらの燃料があるから、続きを書く気力が湧くってものです。
 取り敢えず、今の週3更新のペースを守れるよう頑張ります。時間があれば序盤の手直しとかしたいのですけど、他にもプロットの見直しや、ジョブの調整、ネタの仕込み等、通常業務が多いので書き溜めが増えたらですね……

 そう言う訳で、次回の更新は箸休めのジョブ一覧です。2章の街編は次々回から始まりますので、しばしお待ちください。

 以下はオマケの裏設定です。読まなくても本編には影響無いので、暇な人だけどうぞ。







 連載開始前に没にした、女神フィーア様による裏設定解説です。

<女神様の気まぐれ解説>3話と9話と18話辺り
今回の解説は、これ!【マナと魔力の違いについて】


 え?! 今更??
 ここまで読んでいる皆なら、説明しなくてもニュアンスは分かるよね。
 よし! お仕事終了~。次の子供用に取り寄せたアニマルビデオでも見ましょう。


 ちょっと、ファーちゃん! モニターの上で寝るのは良いけど、脚とか尻尾は垂らさないでよ。
「にゃ~」
 旦那に監視を頼まれたっですって!「にゃ、にゃあ」
 しかも、日本産のおやつ取り寄せで買収されて、創造主である私に逆らうなんて……
 たまたま、ちゅ〇るを買い忘れただけなのに!

 あれから、撫でさせてくれないし、食の恨みは怖いにゃあ。仕方がない、真面目にやりましょう。



 マナとは大地の下を流れる、この惑星の生命エネルギーの一種よ。地面の下を網の目の様に流れており、流量の多さから本流、支流みたいに川の流れに例えられる事があるわね。私としては、大いなる力を龍に例えて龍脈とか中二っぽくて好き。でも、この世界だとマイナーで、学者くらいしか使われていないのよね~。

 マナの流れが多い所ではダンジョンが自然発生しやすく、街と街をつなぐ転移門も一定以上のマナがないと起動しないので、大きな街もマナの本流に作られていることが多いの。

 そして、魔力の方だけど、人間や魔物が魔法を充填したり、スキルを使ったり、魔道具を使う際の消費マナの事を魔力と呼ばれているわ。
 大本はマナなのだけど、現地の学者が大地を流れるエネルギーと人間の使うエネルギーで区別したようなの。えーと、『今の時代は貴族学校で教えているからマナと魔力の区別はされているけど、平民はなんでもかんでも魔力と呼んでいる人も多い』だそうです(カンペ)。

 ふ~ん。あ!『ステータスのMPも、「マナポイント」って読むのに、魔法に使うから「マジックポイント」と呼ぶ魔法使いもいる』って、バグかルビの振り忘れじゃない! 日本語パッチを作った上位神に報告しておきましょう……
 速攻で返事が来たわ、なになに……『どっちでも大差ないので仕様です』……有害なバグではないから放置って事かしら?


 後は~、ダンジョンの魔物は体の全てをマナで構成されていて、倒すとドロップ品以外は煙となってマナに還元されるのは知っての通りね。実はこれ、魔物の死体を丸ごと素材として持っていかれると、直ぐ赤字になってしまうから、大半をリサイクルするシステムなのよ。そうしないと中身がガラガラで、魔物も採取地の素材も取り合いになってしまうので、商品を陳列するためには仕方がないわ。人間を育てるためのダンジョンが品切れでは誰も入って来ないもの……

 因みに、人間の魂もマナが凝縮されたもので、死ぬと大地のマナに取り込まれて循環していくわ。その時、善良な魂ほどエネルギー量が多くなるから、罪科システムで赤字ネームは直ぐに間引きするように教育したのだけど……まぁ、そこは神様の領域だから、この辺で!


 え?「ザクスノートの魂は天に昇って行ったじゃないか」ですって?
ふっふっふ~、オマケ1で書かれていた通り演出よ、演出! 光の女神らしく光の柱を立てて、神々しい特別感を出してみました!
 ザクスノートの魂は既に大地のマナに飲み込まれていて空っぽだったから、適当な光の玉でそれっぽくしてみたのよ。まぁ、やりすぎって、後で旦那に怒られたけど……久しぶりに神様っぽい事が出来たから、後悔はしていません!

 今回はここまで。また、気が向いたときにお会いしましょう~。

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