二章完結とオマケの裏話12
祝！二章完結！……長かったわ！
自分でツッコミたくなった泥酔猫でございます。
ええ、4年くらい前にプロットを考えた時は、もっと簡単に話が進むと思っていました。各章100話くらいかな？って（1章の時点で破綻済み）。アレコレ寄り道したり、細かく書きすぎたりするのが原因ですけどね。伏線を貼るとか、世界観を広げる為とか言い訳はありますが、今後はもうちょっと加速したいところです。
取り敢えず、全体の半分が終了。続きは三章『国の英雄編』に突入します。まぁ、『国の』と言っても、当初の予定であるダンジョンを攻略していないので、しばらくはヴィントシャフトが舞台になりますけどねｗ
三章の前半はヴィントシャフトでダンジョン攻略、後半からは王都へ行く予定です。この辺りはレグルス殿下と話していた内容と一緒ですね。
ザックスが既にレベル50に到達したように、三章ではサードクラスが中心となります。勿論、新しい複合ジョブも登場予定。更に、特殊アビリティ設定の新しい項目が解放される事により、王都に改革（変革？）の波が押し寄せます。サブタイさんの本領発揮も近いｗ
読者の皆様も、★や♡、コメント等で応援して頂き、ありがとうございます。反応をして頂ける事こそが、執筆を続ける原動力ですからね。
今後ともシュピダンをよろしくお願い致します。
次回の更新は、10月16日（水）です。13日（土）にもオマケは更新しますけど、三章の開始まで、1週間程お休みを頂きます。最近はギリギリの執筆が続いているので、少し書き溜めをして余裕を取り戻したいのです。
それと、今更ですが宣伝用のX（Twitter）を始めました。https://x.com/202105nomuneko
いえ、最近は更新の無い日のPV数が死に掛けていまして……少しでも宣伝出来たら良いなと、無い知恵を絞ってみたのでした。まぁ、小ネタを呟くくらいしか出来ませんけど。
作中の疑問などがあったら、お気軽にどうぞ。
以下はオマケの裏設定です。読まなくても本編には影響無いので、暇な人だけどうぞ。
＜女神様の気まぐれ解説＞562話辺り
祝！ 本編に少しだけ登場出来た、女神フィーアです！
いえいえ、私自身じゃなくて、幻影、プロジェクターみたいなものだけどね～。8枚翼だから大天使時代の姿だし、今見ると盛り過ぎなような……3千年くらい前の若気の至りだからしょうがないわね……
さて、気を取り直して、今回のお題はこれ！【死んだ者の魂の行方と、マナの循環について】
今までのオマケ解説でも、少し触れて来た内容なので、少しおさらいをしましょう。
『人間はマナを魂に凝縮した生物（オマケ10）』
『人間の魂もマナが凝縮されたもので、死ぬと大地のマナに取り込まれて循環していく。その時、善良な魂ほどエネルギー量が多くなる（オマケ6）』
ここの『循環していく』って部分が、大地の下を流れる龍脈の事ね。世界中にマナを循環させる血管みたいな役割で、マナの一種である人族の魂も、死ぬと肉体から離れて大地の下の龍脈に流されて行くの。
蘇生スキルにある『亡くなった時と同じ龍脈上でなければならない』という部分は、龍脈自体は一繋ぎではなく何本もあるし、支流も沢山分かれているから、別の龍脈に移動してしまうと蘇生スキルでも魂を呼び戻せなくなっちゃうのよ。
蘇生スキルを使う場合は、可能な限り現場の近くが良いわ。ダンジョンから脱出して安全な場所で……と考えたくなる人も居るでしょうけど、ダンジョンの外に移動した距離分だけ呼び戻す魔力が余分に必要になるから悪手なの。
さて、龍脈を流れて行くと、終点の星（果実）の中心にて洗浄槽に掛けられます。魂を精製、分離させて使い易くするの。
この時、正の感情と経験が含まれている良き人生を歩んだ魂ほど、沢山のマナを取り出せるのよ。
そして、記憶と経験をまっさらにした無垢な魂、清純なマナを凝縮した魂魄結晶、悪しき感情から出てくる歪んだマナ、その他の雑多なマナの4つに分かれます。
無垢な魂は龍脈に放流、子供が欲しい奥さんの所に行って、新しい人生を始めるでしょう。
魂魄結晶は、世界樹を育てるとか、世界（果実）の改変や介入に使います。魂が足りない時は、魂魄結晶から新たに作れますね。
雑多なマナは龍脈に流れて行き、世界中にマナを届けます。植物を育てたり、気候を調整する精霊達のエネルギーになったりするわね。あ、勿論、ダンジョンも育てるわ。
そして、最後の歪んだマナ。これは、雑多なマナで出来るだけ薄めてから、各地のダンジョンへと送られるの。そして、ダンジョン内で生み出される魔物の元になるわ。勿論、レベルが高い魔物程、歪んだマナが多く使われます。魔物が積極的に人間を襲いに来るのは、歪んだマナの悪しき感情のせいなのよ。まぁ、かなり薄めてあるから、個人の感情なんて残っていないけどね。
ともあれ、そんな魔物を倒すと歪みも多少浄化されて消えて行くわ。『魔物を頑張って倒す』『レベル上げを頑張る』みたいな、正の感情が籠った攻撃が良く効くのよ。浄化しきれなかった歪みはダンジョンに吸われ、新たな魔物になる。それを繰り返す事で、歪みを消していくの。
ただ、人通りが少ないダンジョンとかで、間引きが足りなくて歪みが溜まり過ぎちゃうと、レア種になったりするわ。溜まり過ぎちゃった終点が侵略型レア種ね。歪みの憎しみのせいで、ダンジョンの外に出てまで人類を殺しに行っちゃうのよ。
あ、聖剣で歪みの塊を切ると魂魄結晶になるのは、聖剣と天使に備わった浄化能力だから、普通の魔物を倒しても魂魄結晶は得られないわよ。それこそ、歪んだマナを貯め込み過ぎて、歪獣化するぐらいでないとね。まぁ、歪獣なんて、世界の循環システムが破綻するくらいに、歪んだマナだらけにならないと出てこないから、安心しなさい。この世界はまだまだ大丈夫！
今回は、こんなとこかな？
また、気が向いたときにお会いしましょう～。
自分でツッコミたくなった泥酔猫でございます。
ええ、4年くらい前にプロットを考えた時は、もっと簡単に話が進むと思っていました。各章100話くらいかな？って（1章の時点で破綻済み）。アレコレ寄り道したり、細かく書きすぎたりするのが原因ですけどね。伏線を貼るとか、世界観を広げる為とか言い訳はありますが、今後はもうちょっと加速したいところです。
取り敢えず、全体の半分が終了。続きは三章『国の英雄編』に突入します。まぁ、『国の』と言っても、当初の予定であるダンジョンを攻略していないので、しばらくはヴィントシャフトが舞台になりますけどねｗ
三章の前半はヴィントシャフトでダンジョン攻略、後半からは王都へ行く予定です。この辺りはレグルス殿下と話していた内容と一緒ですね。
ザックスが既にレベル50に到達したように、三章ではサードクラスが中心となります。勿論、新しい複合ジョブも登場予定。更に、特殊アビリティ設定の新しい項目が解放される事により、王都に改革（変革？）の波が押し寄せます。サブタイさんの本領発揮も近いｗ
読者の皆様も、★や♡、コメント等で応援して頂き、ありがとうございます。反応をして頂ける事こそが、執筆を続ける原動力ですからね。
今後ともシュピダンをよろしくお願い致します。
次回の更新は、10月16日（水）です。13日（土）にもオマケは更新しますけど、三章の開始まで、1週間程お休みを頂きます。最近はギリギリの執筆が続いているので、少し書き溜めをして余裕を取り戻したいのです。
それと、今更ですが宣伝用のX（Twitter）を始めました。https://x.com/202105nomuneko
いえ、最近は更新の無い日のPV数が死に掛けていまして……少しでも宣伝出来たら良いなと、無い知恵を絞ってみたのでした。まぁ、小ネタを呟くくらいしか出来ませんけど。
作中の疑問などがあったら、お気軽にどうぞ。
以下はオマケの裏設定です。読まなくても本編には影響無いので、暇な人だけどうぞ。
＜女神様の気まぐれ解説＞562話辺り
祝！ 本編に少しだけ登場出来た、女神フィーアです！
いえいえ、私自身じゃなくて、幻影、プロジェクターみたいなものだけどね～。8枚翼だから大天使時代の姿だし、今見ると盛り過ぎなような……3千年くらい前の若気の至りだからしょうがないわね……
さて、気を取り直して、今回のお題はこれ！【死んだ者の魂の行方と、マナの循環について】
今までのオマケ解説でも、少し触れて来た内容なので、少しおさらいをしましょう。
『人間はマナを魂に凝縮した生物（オマケ10）』
『人間の魂もマナが凝縮されたもので、死ぬと大地のマナに取り込まれて循環していく。その時、善良な魂ほどエネルギー量が多くなる（オマケ6）』
ここの『循環していく』って部分が、大地の下を流れる龍脈の事ね。世界中にマナを循環させる血管みたいな役割で、マナの一種である人族の魂も、死ぬと肉体から離れて大地の下の龍脈に流されて行くの。
蘇生スキルにある『亡くなった時と同じ龍脈上でなければならない』という部分は、龍脈自体は一繋ぎではなく何本もあるし、支流も沢山分かれているから、別の龍脈に移動してしまうと蘇生スキルでも魂を呼び戻せなくなっちゃうのよ。
蘇生スキルを使う場合は、可能な限り現場の近くが良いわ。ダンジョンから脱出して安全な場所で……と考えたくなる人も居るでしょうけど、ダンジョンの外に移動した距離分だけ呼び戻す魔力が余分に必要になるから悪手なの。
さて、龍脈を流れて行くと、終点の星（果実）の中心にて洗浄槽に掛けられます。魂を精製、分離させて使い易くするの。
この時、正の感情と経験が含まれている良き人生を歩んだ魂ほど、沢山のマナを取り出せるのよ。
そして、記憶と経験をまっさらにした無垢な魂、清純なマナを凝縮した魂魄結晶、悪しき感情から出てくる歪んだマナ、その他の雑多なマナの4つに分かれます。
無垢な魂は龍脈に放流、子供が欲しい奥さんの所に行って、新しい人生を始めるでしょう。
魂魄結晶は、世界樹を育てるとか、世界（果実）の改変や介入に使います。魂が足りない時は、魂魄結晶から新たに作れますね。
雑多なマナは龍脈に流れて行き、世界中にマナを届けます。植物を育てたり、気候を調整する精霊達のエネルギーになったりするわね。あ、勿論、ダンジョンも育てるわ。
そして、最後の歪んだマナ。これは、雑多なマナで出来るだけ薄めてから、各地のダンジョンへと送られるの。そして、ダンジョン内で生み出される魔物の元になるわ。勿論、レベルが高い魔物程、歪んだマナが多く使われます。魔物が積極的に人間を襲いに来るのは、歪んだマナの悪しき感情のせいなのよ。まぁ、かなり薄めてあるから、個人の感情なんて残っていないけどね。
ともあれ、そんな魔物を倒すと歪みも多少浄化されて消えて行くわ。『魔物を頑張って倒す』『レベル上げを頑張る』みたいな、正の感情が籠った攻撃が良く効くのよ。浄化しきれなかった歪みはダンジョンに吸われ、新たな魔物になる。それを繰り返す事で、歪みを消していくの。
ただ、人通りが少ないダンジョンとかで、間引きが足りなくて歪みが溜まり過ぎちゃうと、レア種になったりするわ。溜まり過ぎちゃった終点が侵略型レア種ね。歪みの憎しみのせいで、ダンジョンの外に出てまで人類を殺しに行っちゃうのよ。
あ、聖剣で歪みの塊を切ると魂魄結晶になるのは、聖剣と天使に備わった浄化能力だから、普通の魔物を倒しても魂魄結晶は得られないわよ。それこそ、歪んだマナを貯め込み過ぎて、歪獣化するぐらいでないとね。まぁ、歪獣なんて、世界の循環システムが破綻するくらいに、歪んだマナだらけにならないと出てこないから、安心しなさい。この世界はまだまだ大丈夫！
今回は、こんなとこかな？
また、気が向いたときにお会いしましょう～。
