今日で連載開始から2周年経ちました！ おめでとう！ 皆さんも応援ありがとうございます！
と、去年に引き続き、セルフお祝いしました。
取り敢えず、週3更新を継続してこられたので、一安心。自分で決めたノルマですけどね。
これも、読者の皆様からハートの応援やコメントを頂いたお陰で、やる気にも繋がりました。
そして、サポーターからギフトも頂けました。特に4月以降に5つも頂けるとは思ってもみなかったです。サポーター用の近況ノートを急遽追加する程には嬉しかったのです。ありがとうございます、生活費の足しにさせて頂きますね。
ただ、課金してでも読みたい内容の近況ノートについては、少し悩みました。元々、女神様の気まぐれ解説がありますからね。ネタが被っている訳でして……本編に影響ない内容で、且つ、先行で出しても問題無いと判断したのが『統一国家崩壊について』と『お昼寝子系セカンドクラス、夜も寝子』でした。
ただ、統一国家については、ちょっと書き過ぎたような気がしないでもない。公開した後で言ってもしょうがないですけど。
そして、次のお昼寝子系サードクラスについては、少し時間を置きたいと考えています。これを出すとレベル80までのスキルを解説する訳でして、必然的にサードクラスのジョブの限界値が見えてしまうのですよね。（高レベル帯がチート化するジョブなので、他のジョブとの比較はし難いと思いますが）
まぁ、本編でレベル30の話を書いているのに、レベル80は飛びすぎです。少なくとも本編でもサードクラスに到達するくらいまでは封印した方がいいでしょう。
ネタと言えば、名前有のネームドキャラにも大なり小なりバックボーンがありますけど、需要があるか分かりませんし。ネタについては手が空いた時にでも、世界設定とかプロットを読み直し、練り直して考えてみます。
読者の皆様も、リクエストとか疑問点などがありましたら、コメント欄にどうぞ。あ、普通の感想とツッコミもお待ちしておりますよ。
では、今日はこの辺で。今後ものんびりと書いていきます。
以下はオマケの裏設定です。読まなくても本編には影響無いので、暇な人だけどうぞ。
＜女神様の気まぐれ解説＞98話辺り
今回の解説は、これ！【魔法の被ダメについて】
またまた、今更な話題よね～。
むしろ、覚えている人なんて居ないんじゃ……仕方がないわねぇ、優しい私が解説の前におさらいしてしてあげましょう！
簡単に言うと、本編内でウインドビーから魔法を受けた際の主人公の疑問ね。『魔物が魔法を受けた時に比べ、自分が受けたダメージが少ないんじゃないか？』ってね。
はい！ 先ずは現地人でも知っている、前提条件を確認しましょう。
基本的にはステータスの知力値が高い程、魔法威力が強くなり、精神力が高い程、魔法防御が高くなりダメージを軽減するわ。魔法使い系や僧侶系が高くて、前衛系ジョブは総じて魔法に弱いステータスであるのは、お約束よね？
基礎レベルが上がる事によって、多少のステータス増はあるけれど、得意ステータスが伸びやすいので、後衛＞前衛の図式は変わらないわね。騎士みたいに無効化スキルがあれば魔法にも耐えられるけど。
魔法に対しては、HPの多い僧侶系を盾役にする事も一考なのだけど、物理も兼ねている土属性は止めておきなさい。〈ストーンジャベリン〉とか、耐久値もないと身体を貫通しそう……グロいのは駄目よ！
村に居たムキムキマッチョなフノ―司祭みたいに、鎧も装備できるなら有りかしら？
ただし、30、40層にもなれば、魔物も範囲魔法や全体魔法を使ってくるから、挑発系スキルの無い僧侶では駄目ね。
本編中でも語られたけれど、60層を超えると先手必勝で魔法を使わないと、反撃の魔法で前衛がやばいのよ。パーティーに魔法使いが増える原因ね。
え？！ 『ダンジョンのバランスが悪くないか？』ですって？
そんなの、統一国家のバカ共のせいでしょ！ あいつらが余計な事しなければ、ここまで人類は追い詰められていないわよ！
神様だからって何でもできる訳じゃ無いのよ～､っと良いところに来た！ﾆｬ､ﾆｬﾆｬ?! ﾌｼｬｰ!
ファーちゃんは、大人しくお腹を差し出しなさい！ ﾆｬ~
※暫し、もふもふタイム。
ふう……落ち着いたところで、本題の裏話に入りましょ。
オマケの裏話6で『ダンジョンの魔物は体の全てをマナで構成されている』なんて話したのを覚えているかしら？
これが、今回の鍵ね。
人間と魔物の生態の違いについて見て行きましょう。
魔物はマナで構成された生き物よ。肉体があるように見えるけれど、ダンジョン内のマナを吸収してエネルギー源にしているから、厳密には生物と言い難いわね。基本的に食欲も性欲も睡眠欲も無く、外敵を排除するだけだもの。ダンジョンの外に出ると変質し始めるけど……これは別の話。
兎も角、魔物は属性の影響を受けやすく、弱点属性魔法のダメージも大きくなるの。
それに対して、人間はマナを魂に凝縮した生物よ。
肉体は属性の偏りを持たないため弱点属性なんて無く、全属性に強いの。そして、凝縮されたマナ（魂）が外部からの影響を受けない様に反発して、全身に防御膜を無意識に張っているわ。これが、魔法ダメージ減衰の正体ね。
この防御膜にはジョブの精神力補正が掛かって強くなり、魔法の適性がある属性に関しては、更に強固になるわ。魔法使い系になる人は、大抵魔法適正が多い人ばかりだからね。特に全属性の主人公は魔法に強いって寸法よ！（精霊の祝福は更にプラス）
そうそう、一点だけ注意。子供は身体のマナを魂へと圧縮中なので、魔法には弱いの。間違っても、攻撃魔法なんて受けないように、親が守りなさい。適性に偏りが出来ても知らないわよ。
圧縮が終わって、一人前の人間になったかどうかの境目は13歳ね。土台がしっかり出来てからでないと、ジョブが付けられないようにしているわ。
今回はここまで。また、気が向いたときにお会いしましょう～。 ﾆｬ~