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あらすじの難しさについて

ふと思い立って執筆中小説のあらすじを変えてみました。
理由は自分が読みたくなるあらすじになっていなかったからです。

……ええ、おかしなことを言っているのはわかります。

「自分が読みたくならないあらすじなんて普通書かないでしょ」

これを読んでいる方はきっと今、そのようにお考えだと思います。
私もそう思います。

でも難しいのです。

あらすじを書こうとすると「この要素は説明しておかないと読者が予想と違ったとガッカリしないかな」とか「思いついたかっこいい言い回しを入れたいな」とかそういう雑念が入ってくるのです。

よくよく考えてみると、自分が読みたい作品を探すときにそんなことは気にしません。小難しいことは考えず「なんか面白そう」という直感を頼りに気になった作品を読んでいます。何故こんな単純なことに気付かないのかと自分に呆れます。

思えばこの「読者はそこまで気にしないんじゃないかな」というレベルの説明過多は、以前公募の賞に応募していた頃に自覚していた欠点でもあります。最近は意識して可能な限り情報量を減らすよう心がけて執筆していたのですが、まさか本文でなくあらすじで同じミスをしてしまうとは……


ま、あらすじ書き換えたところで読まれるかどうかは別の問題なんですけどね。


おしまい。

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