私の好きな季節がやって来ましたので、少しだけレシピを。
【四角豆】うりずん豆とも言います。
秋が旬の野菜です。
色々試しましたが、天ぷらが一番美味しくいただけます。
『四角豆の天ぷら』
【材料】
四角豆 10本
小麦粉 1カップ
卵1個 氷水 合わせて1カップ
片栗粉 大さじ1
藻塩、ワサビ塩など 少量
【作り方】
1
四角豆を洗って用意します。大きければ斜め切りにして2つに、小ぶりの場合はそのままで。
2
卵1個 氷水を混ぜます。
小麦粉、片栗粉を卵液を混ぜます。あまり混ぜないようにします。少々だまができてもOKです。混ぜ過ぎない方がからっとあがります。
3
豆を衣にくぐらせ 高温に近い温度の油で さっと揚げます。20秒弱、短時間で揚がります。
5
藻塩、ワサビ塩など 好みのおいしいお塩でどうぞ。
【ポイント】
ポイントは、衣を混ぜすぎてグルテンを出さないこと!片栗粉は入れなくても、こつを押さえておけばカラっと揚がります。
すぐ火が通るので 一度返して15−20秒で揚がります。
【実食】
さくっと軽く、その食感は想像を越えて美味しいです!
いんげんの天ぷらを想像すると、びっくりする軽くふわっとした天ぷらです。
四角豆は天ぷらが一番おいしい食べ方ではないかなと思います。
【黒枝豆】旬は10月(5日頃〜)なので、まだ販売解禁前なので販売しておりません。写真は去年のものです。
当然そのまま塩茹でしただけでめちゃくちゃ美味しいのは当たり前です。
しかし、私が紹介したいのは、炊き込みご飯の中でも一二を争う(あくまで私的なランキングです)黒枝豆ご飯を取り上げたいと思います。
【黒枝豆ご飯】
【材料】
枝豆の鞘 350g
米 2合
塩 小さじ1と1/3
酒 適量
昆布 十センチ角
【作り方】
1
枝豆の鞘を洗い、沸騰した湯で鞘ごと1分くらい茹でてザルにあげ冷ます。ご飯と炊くので茹で過ぎない。
2
①の鞘を指で摘まんで実を取り出す。取り出した実を摘まんで、薄皮は残すこと。(見た目気にする人は薄皮剥いてもけっこうです)
3
米を研ぎ内釜に入れ、白米炊飯のメモリまで酒適量と水を入れ30分以上おき、②の豆、塩、昆布を加え炊く。
4
水で濡らしたしゃもじで切るように混ぜ、少し蒸らしたら、うつわに盛る。
【実食】
黒枝豆の香りがぶわっと立ち上がります。お茶碗によそうところからテンションが上がります。
一口。……んんんんんまっ!
豆が甘い、旨い、そしてムッチリとした食感とその存在感。
塩と昆布が黒枝豆の風味を引き立てます。ご飯にも優しい香りが移って食欲そそりますね。
当然冷めても美味しいので、多めに作っておいて、翌日おにぎりで食べても美味しいです。
黒枝豆は手に入るかどうか、百貨店とかなら売ってるかもですが、地域によっても限られてくると思われます。本当はたくさんある黒枝豆から美味しい鞘を選ぶところからお教えしたいところですが、おそらくはそんな事は言えない状態で売っていると思われます。
黒枝豆って大きいんですよね。鞘がパンパンに膨らんで丸みを帯びています。緑がとても鮮やかで、細かいヒゲがしっかりと付いているものが美味しいです。スーパーなどで見かけられた方は是非お試しください。あ、でも塩茹でで食べてしまいそうですね(笑)
【彼岸花(曼珠沙華)】
家の花壇には彼岸花を植えております。この時期になると赤い花がとても美しく咲き乱れます。縁起が悪いと言われがちですが、これほど美しい花を愛でない理由はありません。まあ、毒はありますが(笑)
地面から真っ直ぐに立ち上がり、目覚ましいほどの赤で染め上げた放射状に開いた大輪の花。葉や枝など余計なものは一切なく、潔く咲いて、潔く枯れます。私の大好きな花のひとつです。