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ファンタジーは難しい

カドカワBOOKS×カクヨム “日帰りファンタジー” 短編コンテストの開催が決まったようです。
カクヨム異聞選集 ~本当にあった怖い話・不思議な体験コンテスト~への参加が難しくなったので、こちらも面白そうなのですが……。
ファンタジーは難しい!

投稿サイトにはファンタジー小説があふれているので、良い物語でも簡単に埋もれてしまいます。
読む方も圧倒的にプロのファンタジー小説に慣れているから、よくある話だと満足してくれません。
世界観も出尽くしている感があり、自分自身が考え付いたオリジナルだと思っていても、「あれ、これ〇〇に似ている」と言われたり、せっかくの世界観をうまく表現できなかったり。
本当に難しいです。

それでも、ファンタジーが好きでたくさん投稿している人を見ると、すごく羨ましくなります。
見たこともない世界を文章で表現する。
新しい世界を創り出す。
そんな素敵なことをする人が多くて、読むのは楽しいですが書くのは……。

カドカワBOOKS×カクヨム “日帰りファンタジー” 短編コンテストも、読む方に回ると思うので、どんな物語が集まるのか楽しみです。

4件のコメント

  • 世界観も出尽くしている感があり、自分自身が考え付いたオリジナルだと思っていても、「あれ、これ〇〇に似ている」と言われたり、せっかくの世界観をうまく表現できなかったり。>本当にコレなんですよね(^^;)

    それらとは差別化して書いているつもりでもよく指摘されます。しかし、小説は文字の羅列である以上、読者の知りえないものは想像出来ないわけです。例えば、『頭が鷲で胴体が獣の化け物』と書くより、『グリフォン』と書けば1発で想像できるのではないでしょうか。つまり、読者様の持っているものを引き出しながら読ませるのが『ファンタジー』なのだと思います。

    長文失礼しました^^;
  • 上崎 司さん、こんばんはー

    「例えば、『頭が鷲で胴体が獣の化け物』と書くより、『グリフォン』と書けば1発で想像できるのではないでしょうか。」

    確かに、グリフォンと書いてしまえば一発で想像できますが、そうするとオリジナルらしさを失ってしまうのが、ファンタジーの難しい所。
    そして、読者の中にはグリフォンを知らない人もいるかもしれない。
    そんなことを考えると、説明文が増えてスッキリしなかったり、回りくどい言い方になったり……で、ファンタジーが書けなくなってます。(笑)
    まあ、グリフォンも登場人物の一人として個性をつけてあげて、差別化を図る方法もありますが、これもまた難しいですね。


    「読者様の持っているものを引き出しながら読ませるのが『ファンタジー』なのだと思います。」

    なるほど。
    書きたいものを書く人なので、そういう考え方はなかったです。
    「引き出しながら、読ませる」
    江田にはこれが一番難しいかもしれない……。

    いつか、ジャンル:ファンタジーに挑戦したいと思っているので、コメントをありがとうございましたー。
  • 返信ありがとうございます!
    ファンタジーは書いてて楽しいですよ(^^) 非現実に浸かりながら書けるので(^^;)

    知らない人もいるかも、というご意見ですね。私の作中ではこんな感じです↓

    『白い閃光と共に、宝箱の中から一匹の動物が姿を現した。雄々しく、そして神々しい白銀色の狼だ。その姿はまるで、神話に登場するフェンリルそのものである』

    名前だけではなく、ザックリとした見た目を書いて、後は読者様の中にある『フェンリル』を想像してもらうわけです(^^)
  • そうなんですよねー。
    ファンタジーが書ける人は、みんな非現実を楽しんでいるんです。
    それが羨ましいです。

    『白い閃光と共に、宝箱の中から一匹の動物が姿を現した。雄々しく、そして神々しい白銀色の狼だ。その姿はまるで、神話に登場するフェンリルそのものである』
    「名前だけではなく、ザックリとした見た目を書いて、後は読者様の中にある『フェンリル』を想像してもらうわけ」ですが、私はここで立ち止まってしまうんですよ。

    ファンタジーでおなじみの獣を登場させて、他とどのように差別化をすればいいのか悩むんです。
    そうすると既存の獣を使うのが面倒になってオリジナルの獣(ノワール)を登場させてみました。
    すると以下のようになります。

    『どこからか轟のような咆哮が聞こえると、ジェラルドとフェザードの前に、鋭く大きな爪を地面に食い込ませて歩く、四つ脚のノワールが姿をあらわした。(略)
     深緑の大きな目をギョロつかせて、真っ赤な口の端から荒い息と、唾液をたれ流すノワール。低いうなり声をあげて立ちあがると、人の何倍もの大きさになった。
     黒々とした大きな塊が威嚇する姿に、観客席から悲鳴があがったが、』

    はたしてこの文章でノワールを想像できるのか。
    こんな程度しか書けない。と、落ち込むわけですよ。
    それなら恋愛など、現実世界の心情を表す方がより身近で、空想の世界を書くより思い付きやすいんです。
    もっと表現力や文章力があれば、ファンタジー好きになれると思うのですが、私には難しいです。
    でもいつか「ファンタジーは書いてて楽しいですよ」って言いたいです!

    コメントをありがとうございましたー。
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