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近況報告。こんなキャラを書きたいなぁという話。

あらかじめ言っておくと、今回のノートは私が書いている小説とあまり関係がありません。本当にただの願望というか、いいなぁこういうキャラみたいな単純な想いを書き綴っただけのものになりますので、悪しからず。

では、以下につらつらと。



・ハッピーケイオス
出典:ギルティギアシリーズ(格闘ゲーム『GUILTY GEAR -STRIVE-』が初登場)

鬼のような小さな二本角に青い肌、白い手のひら、×字型のメガネ。裸の上半身に、はだけるようにジャケットを羽織っている。本当は凄い法力(魔法のようなもの)を使えるのに、あえて“カッコイイから”という理由で苦手な銃を使って戦うファイトスタイル。
時間切れで敗北すると画面上部に表示された時計を苛立たしげに撃ち抜くという、メタ演出がある。

表面的な情報だけを書きましたが、このキャラクターにもっとも惹かれた部分はセリ回しや考え方の部分です。

ネジが飛んでいるように見えて本当に飛んでいるし、哲学とか倫理とかとは外れた位置に思考があります。頭がいいのだ思いますが、たぶん的確な表現じゃないです。あらゆる物事に偏見がないと言った方がより正しいのかもしれません。
流動的な物事の善悪には関心がなく、誰の敵でもあり味方でもあるというところがかなり刺さりました。

言い回しはドラマチックで時折芝居がかる事もあり、比喩や皮肉のセンスが巧みです。正直、このキャラクターが喋っているシーンだけでも一見の価値があると思っています。あまりネタバレになってしまうのもアレなのですが……あと、コーヒーが苦手なところが個人的に共感できるポイントです。

キャラクターBGMのDriftはジャズ、ロック、オーケストラ調の音楽が組み合わせられたまさに混沌とした構成の楽曲ですが、凄く好きなフレーズがあるのでそれを乗せて締めにさせていただきます。

It took me 10 years to find the answers to something, I forgot about it in 2 seconds.
(10年掛けて見つけた答えも、2秒で忘れちゃったよ)

That's about it.
(まぁ、そんなところさ)



・南師 猩(ミナミモト ショウ)
出典:ゲーム『すばらしきこのせかい』、および『新・すばらしきこのせかい』

数学用語を頻繁に会話に織り交ぜてくるキャラクター。

「ゼタおせぇ!」「虚数にしてやる!」「このヘクトパスカルが!」「サンイシイコクニムカウ サンゴヤクナク サンフミヤシロニムシサンサンヤミニナク……(円周率の読み上げ)」などなど、とにかく語彙が強烈で初見時のインパクトは絶大。こう書くとウケ狙いのキャラのように見えますが実際は逆で、かなりのキレ者で実力者というギャップが刺さりました。

およそ常人に理解できる人物だとは言い難く、かなり好きなキャラクターではあるのですが彼に対する解像度がほとんど上がりません。こうして文章に出来るのは表面的な事だけで、内面や思考回路がどうなっているのかは断片的にしか分かりません。

分かりやすい外見的な特徴としてはギザギザの歯に浅黒く焼けた肌、獰猛な瞳に、拡声器を常に隠し持っている(?)という点でしょうか。服装は常に黒を基調としたファッションで、ジャンルとしてはパンク寄り。キャップやフードを愛用しているところから被り物が好きなのかもしれません。

いわゆるキャラクターBGMはTransformation。
『すばせか』の通常版と『新・すばせか』のNEO MIXバージョンがありますが、個人的な好みを言えばNEO MIXバージョンが好きです。こちらのBGMは小説執筆中によく聞いています。



今回挙げた二人ですがどちらも独自性の高いキャラクターで、唯一無二とも言える個性を持っていると私は思っています。

素数のように孤独なキャラクターともいえますが、これぐらい際立ったキャラクターを一度でいいから書いてみたいです。
言語センスから感性まで、まだまだ何本もネジを外さないと書けないのかもしれませんね。

2件のコメント

  • ギルティギアは初代をちょこっとやってたくらいなんですが
    ファウストが好きで浣腸しまくってた思い出があります。

    格ゲーはストⅡやらバーチャやら色々ありましたが、キャラクター性の作り込みという点ではギルティは一つ抜けて凝ってた気がしますね。

    こうしてお話しを聞いてみると、ティアドロップのアクションシーンなんかも格ゲーの影響が大きいのかなーなんて思いました。
  • 菅野事案さん、コメントありがとうございます。

    私はストライブが初めてのギルティギアなので知りませんが、そういった技もあるんですね。なにぶんケイオスを目当てに買ったものなので、たぶん知らない事の方が多いです。

    格闘ゲームはほとんど配信で見る専門なのですが、ギルティギアはキャラクターの造形がアニメ寄りなので親しみやすかった気がします。デザインで言うなら梅喧やA.B.A.、ベッドマンなども好きです。旧作のA.B.A.は常にしている出血を包帯で隠しているビジュアルが好みで、現在のビジュアルと比べて見ても捨てがたいですね。

    それからティアドロップ;オンステージにの戦闘シーンは、いくつかのアクションゲーム等を参考にしました。格闘ゲームの影響も多少あるのかなと思います。臨場感を出すという意味では、結構な刺激を受けたジャンルでした。
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