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【創作ノート】馬小屋ねる子~の登場キャラの元ネタと設定①

こんヴァルナ!お姉さんです。

今回は、本作の登場人物の元ネタやモデルとなった人物、設定などをざっくり紹介していこうと思います。

★オデン
主人公の戦士。元々は弟がやってるウィザードリィ実況のキャラクターです。
弟はレトロゲームおでん屋をやろうという野望を持っており、キャラ名もおでん種です。
でも、おでんはそのものであっておでん種じゃないと思うんですよね(笑)
もともとは女の子のキャラなんですけど、本作ではリーダーシップのある(傭兵小隊長経験もある)剣士というあつかいです。
すでに銃器もある時代なのですが、十字軍以来のホウバークと呼ばれる鎖帷子を着る古風な戦士。開始時に真っ二つの剣(Long sword+2)を持ってることで手練れ感を出してみました。


★馬小屋ねる子/耶律唯忠理
二人とも、弟のゲーム実況仲間のVTuberさんです。

ねる子ちゃんはその名の通り、ウィザードリィをイメージした名前をつけるくらい、ウィザードリィの知識もかなり深いウィザードリィ好きな子です。でも、自身でウィザードリィ実況したのは最近のことだとか。
ねる子ちゃんの設定は弟が考えてくれましたが、細かいところは私で決めました。たとえば阿波出身で鳴門山に住んでいるのは、マンガのNARUTOとかけてみました。また、年代設定が1500年代なので、戦国時代ということで馬小屋一門の主家を細川家・三好家にしたのも私です。すいません、歴女なんです(汗)
また、彼女がウィザードリィ好きということで、地下迷宮の老魔導士や呪われた穴のダイヤモンドの騎士の試練も乗り越えたという設定にしてるので、年齢のわりに凄まじい戦闘力を持つ忍者ということになりました。

ゆたりちゃんはアクションゲームが得意なVtuberさんです。そのため、バードでありネクロマンサーでありながら、体術も巧みにこなすキャラになりました。
奏でるだけで即時魔法を発動する馬頭琴(スーホ)というチートアイテムを使う一方、本人も実力者という、本作きっての「強い悪役」です。ねる子編は、二人の戦いが物語の軸となって進みます。
ちなみに、ちょっとしたお遊びでブロント語を使わせたところ、モデルとなった当人よりブロンティストであるとの告白を受けたほうなので、彼女のセリフには極力ブロント語を入れるように心がけています(笑)
なお、耶律という苗字は、モンゴル帝国の宰相、耶律楚材が元ネタです。


★チェルシー/ヨシル
FF11を遊んでいた時の仲良しフレンドがモデルです。チェルシーの方は、私が所属しているウマ娘サークルのサブリーダーでもあります。
チェルシーは老ハーフエルフの魔導師、ヨシルは脳筋格闘メイドですが、FF11内ではメイン青魔道士と白魔道士でしたね。ちなみに私は竜騎士でした。キャーリューサーン!

チェルシーは老ハーフエルフ、しかもダークエルフの血が半分入っているという設定。老いたハーフエルフという設定の元ネタは、ドラゴンランスのタニスです。タニスが人間の血が入っているので加齢によって変化し、ひげが生えているという設定が面白かったので拝借しました。性別は違いますけど。ちなみにダークエルフは闇落ちしてるとか邪悪な存在というわけではなく、単に肌が黒いっていうだけなんですよね。
元宮廷魔術師で、迷宮の老魔導師とタメを張る実力者という設定ですが、加齢による衰退もあり、現役時よりは魔力も衰えているという裏設定もあります。

ヨシルは羊飼いであり召使いであり、同時にチェルシーの護衛ということで、近接戦闘に強い=格闘キャラにしようということで、今のような脳筋キャラになりました。
ヨシルの設定についてはかなり悩みました。この物語は14世紀ごろのブルガリアあたりをモデルにしています。その頃には現代のようなメイドという概念はまだ生まれてないんですよね。
何より、今のメイドの原型はイギリス発祥ですし。
でも、召使い件ボディーガードというキャラをわかりやすくするには、時代設定を捻じ曲げてメイドにしたほうがいいとなり、現在のような姿になりました。
彼女はいろいろな秘密を抱えていますが、それはストーリーが進めば分かると思います。


★ニノ/マルーシャ
本作のオリジナルですね。モデルとなった人はいません。
ニノはブルガリア語の人名、マルーシャはウクライナ語で聖母マリアの意味だそうです。
今のウクライナにあったキエフ公国をもじり、エルフの国ということでキエルフ公国とし、そこの出身ということでウクライナ語を採用しました。
この世界ではエルフは珍しい存在ではないのですが、ブリンガル国内に済むエルフはゴジャール帝国によってキエルフ公国が滅ぼされた後に亡命してきた人たちの子孫ということになっています。
ニノはオデンの相方という設定にしたのですが、ネーミングについてはブルガリア人名一覧見て、良さげなのを選んだだけですね(笑)。それでいいのか。


また次の機会にも書いてみますね。

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