ノベル「傲慢パスタ」を日々書き綴っている。楽しい。五月に旅した瀬戸内海その沿岸、離島の記憶が作中如何様にも作用する。
記憶から思い起こしながら思い出しながら書き進める。すると今度は書くことでその行為それ自体の記憶が連鎖反応を起こす。
しかも旅先で思った不如意な気分や悔悛や期待予感そして思い通りに行かなかった経緯とかの混ざり合った事態その状況性がまたしても話を膨らませる。
多元に糸は広がっていく。因果も必然も論理も整合も今は度外である。兎に角出し切ること。
出し終わるまで兎に角前に向かって書き進めるだけだ。