週刊文春の編集長の「仕事術本」を読んでるけど..。今年の三月発売だけど、いろいろ楽しめる。
芸能レポーターの井上公造氏が「ボクらの時代」で「週刊文春は凄いよね」って話していたのが記憶に残ってる。毎週編集会議で200本のネタが俎上にあがるらしい。新たなネタ。様々な告発..。
山尾スキャンダルで民心を奪われ先回りの解党..みどりのたぬき上機嫌.放言自滅..パリ逃避行..代表解任..とかね。クリーンな筈の党も..。
今話題の「文春砲」を仕切る編集長新谷学氏の「仕事術」は中々面白い。別に週刊誌の功罪を知りたかったわけでもない。スクープを狙ったチーム編成や「アシ」や「カキ」の役割分担とか..斬新な書く欲望を刺激する布陣は面白いよね。しかも文芸春秋との連携とかね。政財界の人脈..。
面白かったのは盟友山口氏を擁護する下りだね。「御用記者」の何が悪いっていう..。
文春砲は今後も楽しみだね。
吉田修一の小説「橋を渡る」は週刊文春の記事に連動した物語展開が楽しかった。
作中「もっと事件が欲しいの!もっと事件出しなさいよ!」と電話で雑誌編集部に電話するシーンが楽しい。
「親しい仲にもスキャンダル」全てがネタになる..。編集者の執念が面白い。
でもやはり..眉唾なんだよね。存在自体がね。