雨がこれから1週間近く降るらしい。憂鬱なブルーな週間予報だけど。いきなり都心の気温も16℃だしね。風邪には気をつけて。
でもこれからが勝負なんだよね。部屋にこもってシコシココツコツ書いていく。SNSもチラチラ..。それでもノベルゾーンに潜って行く。
今、読んでいる本はハンナ.アレント著「責任と判断」。面白いというか怖いというか。彼女の全体主義の考察はあまりにも現代的。と言わざるを得ないわけで。
盛んに「カント」と「ニーチェ」が引用される。記憶と思考。そして道徳と判断。分り易い言葉や言い回しなんだけど、難しい。そこが楽しいわけで。
「週刊読書人」にも特集されていた。NHKも彼女の特集が放映されたけど。惜しくも見逃してしまった。
戦争責任の問題。歴史認識の問題。戦争犯罪者の問題。裁判所は個人の罪を裁く。ユールンベルグと東京のそれぞれの裁判..。
怖いよね。東京裁判..。勝てば官軍..。国家のしでかした問題を誰が背負うのか？みんな？集団責任の問題。
「一億総懺悔..」つまりアレントに従えば「一億総免罪」なんだって。
たけしの名言「赤信号、みんなで渡れば怖くない」って。でもみんなで渡っても車は止まらないけど。