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ゼロからの作り直し

 少し前からノートでもお知らせして新作のダークファンタジーを書いていたのですが(1万5000文字ぐらい)、試行錯誤した結果、その作品はボツにすることにしました。

 一番の理由は、定まらない世界観です。そこがずっと悩みの種でした。

 いろいろと中途半端で、一貫性がないというのが一番の問題。小手先で作っているような。何を読まされているのかわからないものを読む人なんていない。自分の中で答えはあるのですが、それをまったく伝えられていない。根本から変える必要がありました。

 もっとシンプルにすることにしました。

 もっと自分の内の内から迸ってくる絶対的な世界観を表現したいと思いました。

 万人ではないとしても、刺さる人にはくし刺しにしてしまうぐらい刺さるものを書きたいと思いました。

 書くのはダークファンタジーです。ものすごく濃い色のついたものを書きたいです。

 この数ヶ月考えていたものは全部無しにして、新しく作ります。

 考えて作ろうとしていたのが間違いでした。自分は意識の底から湧き上がってくるイメージをただ書き取るだけの奴隷なのです。

 原点に立ち返り、現実をなぞるのではなく、自分独自の世界を描くことにします。

 停滞している今の自分の状況を打ち破ってくれる力のある作品を。

4件のコメント

  • 串刺しは痛そうですが、楽しみにしてますね。
    頑張って!!
  • ありがとうございます。
    が、がんばります。
  • こんばんは。
    ダークファンタジーは難しそうですね。誰でも書けるジャンルではないのですごいです。

    昨日はお読み頂いて、ありがとうございました!
  • こんばんは。
    自分はむしろファンタジーを書くならダークなものしか書けない気がします。というより、普通に書いたら自然とそうなってしまうというか。

    怖そうで怖くない、少しロマンティックなお話ありがとうございました。丁寧な文章がすごく好印象で、読んでいて心地良いです。
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