以前、僕が小説の専門学校に通っていたころに、駅前のラーメン屋で知らないおっちゃんと相席になったことがありました。
そのおっちゃんがいろいろ話しかけてきたので、僕が小説の専門学校に通っていることを伝えると、おっちゃんはこう訊いてきました。
「きみは、飲酒派? それとも薬派?」と。
おっちゃん曰く、小説家という人種はそのどちらかの派閥に分かれるらしい。つまり、酒の力を借りて小説を書くほうか、それとも薬の力を借りて小説を書くほうか。
なので、僕はこう答えてやりましたよ。
「僕は、かめはめ波です」
鳥山明さんの絵って唯一無二なんですよね。一目見れば一瞬で鳥山明さんの絵だとわかるというその凄さ。
両手を飛行機の翼のように左右に開いて走っている人を見ると、僕はいまだに「アラレちゃんやん!」って思ってしまいます。「キーーーーン!」って言っちゃいます。
自分の創作物でこれほどまで世の中に影響を与えることなど、我々に可能なのだろうか?
作者が天に昇ってもなお、鳥山明さんの作品は残り続けるでしょう。
自分もそんな作品残してみたいです。
たくさんの贈り物をありがとうございました。