ちまたですなる悪役令嬢ものといふものを、茅もしてみむとてするなり。
「悪役令嬢たちのお茶会」あとがきでございます。
ある日。
「悪役令嬢ものって思ったよりいっぱいあるよねー(本当の乙女ゲームに悪役令嬢ポジションってないんだけど、どういうところから発生したんだろうな)」
などと、巷でコミカライズされた、なろう系悪役令嬢ものを読んでいたわけです。
それぞれテンプレパーツを利用しながら作家さんがオリジナルになるように創意工夫されていて、なるほどこれが一大ジャンル、と、そのときはそういう感想で終わったのですが。
その夜。
「みっつのうち、どれかをお題に使って書こう」企画に参加しようと思ったら、その「悪役令嬢」ネタがリンクしました。
……おかしい、半ライ企画(30分で書こう)だったのに……
(余談ですが私が使ったお題は「持ち物」「花園」でした)
丸一日かかった……。
久しぶりに脳味噌がネタであふれてそれを書きとめ突っ走るままに書きました。
(プロットとか考えない)
やっぱりこういう勢いにまかせた書き方が一番楽しいですね!
というわけで棚から牡丹餅の新作、できました!
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以上、ここまでが5月1日、勢いで書き上げた読み切り短編のあとがきです。
そのあと「これ多分こういう裏があったんだろうな」というのが、短編を眺めていて浮かんでしまったので蛇足として番外編を書き上げてみました。
2週間で18000字ほど。※5月14日にこれ書いてる。
うーむ、本編(13000字強)を食う量ですね。
蛇足といえば蛇足なので、この話は最初の一本限りで「完結」しております。
思ったよりもたくさんの方に読んでいただけた模様。
ありがとうございました。