五月に台風の話を聞くなんて思いませんでした。そんな日に、こんなご報告をすることになろうとは。
すでにサイト内でも発表されました通り、
第9回カクヨムコン長編部門にて、
『琥珀色の騎士は聖女の左手に愛を誓う』
が、恐れ多くもライト文芸部門の大賞を頂戴することとなりました。
というご報告を打つのに何時間かかっているのか。
前回ノートでも触れましたが、
本作はすでに完結済みの旧作であり、iらんど大賞ではお呼びがかからず。そこから改稿したものの、期間内に頂いた評価も多いとは言い難く、読者選考を通過しただけで感謝感激だった作品です。
それが、大賞のひとつに座らせていただくことになり。
発表を見た瞬間、「ゔんんんん」と声にならない悲鳴をあげました。
他の受賞作の星、すんごいな?
浮いている。ものすごく浮いてる。せめて三桁あれ。
ほんとに大丈夫?
クウィルとリネッタはともかく、あの聖剣とマリウス・クラッセンは世に放って大丈夫なやつ??
そんな圧を勝手に感じつつも、思い入れのある作品で受賞できて嬉しく思います。手汗すごいけど。胃、痛いけど。ひょえ。
本作を応援してくださった皆様、
構想にあたり、貴族社会や令嬢の暮らしがわかる本をおすすめくださった皆様、
一度は折りかけた筆を、まだ頑張れると後ろから支え続けてくださった創作仲間さん、
皆様がくださった賞です。
心より御礼申し上げます。
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ところでこの受賞の裏で。
足の靭帯が伸び、窓ガラスが割れ、パソコン壊れる、椅子壊れるなどなどしまして。
本日は鳩サブレーならぬ鴨サブレーでお祝いをと思ったのですが
これも大雨で買いに出かけられず。
世の中、うまくバランスが取れているものだと感心します。次は冷蔵庫あたりがあやしいです。