凪良ゆうさん著『汝、星のごとく』を読みました。
“究極の大人の恋愛小説” という感想をよくネットで目にして知っており、
装丁がとても綺麗だったのでお正月に続編と合わせて『ジャケ買い』しました。
ホラー好きの私としては恋愛モノには苦手意識があるのですが、
大人（まだまだ若造ですが）の女性として嗜むのも悪くなかろう
と謎に上から目線で読み始めました。
読み終えた後の率直な感想は、「そっちかぁ…」という感じ。
『大人の〜』というくらいだから少女漫画のようなキラキラの結末にはならないのだろうとは思っていましたが、そっちがそうなるのか、と。
誰にも分かってもらえなくとも、相手を愛する気持ちを芯に持ち続け、一般に汚いと言われる道も突き進む。って、本当の恋愛をすればもっと深いところまで楽しめたのかも。
経験値の浅い自分が悔やまれます。
もう少し大人になってからまた読みたい作品でした。
今は続編の『星を編む』を読んでいるのですが、
読み進めるごとに『汝、星のごとく』の登場人物たちやストーリーが愛おしくなってきます。
素敵な作品ですねぇ。（ボキャ貧ですみません。。）
こんな本いかがですかってあったらぜひ教えてください。
…と言いつつ、お正月に爆買いした未読の本が溜まりに溜まって大変なことになっているのだけれど。
あ、今日からまた『閉鎖病棟〜』の投稿を再開します。