「カクヨム×魔法のiらんど」コンテストの読者選考期間が終了しましたね。応募者のみなさまお疲れさまでした。
8~10万字で完結済み、タグ付けなどの条件を満たした作品のうち3分の2ほどには目を通させていただきました。
その中でもピカいちだった作品。ストーリー構成が素晴らしくキャラクターも魅力的。文章もさくさくとテンポよく引き込まれる。これは大賞とってもおかしくない! って思った作品があったのですが、ですが、ひとつ懸念材料が……ラブ要素がない。
これはどうだろう。魔法のiらんどだからなあ。ラブは大事だと思うのですよ。どうだろう~~。とっても面白かったから選ばれて欲しいと思うのだけど、どうだろう~~。うーん……。
とりあえず中間、私が良い! って思った作品たちが通ると嬉しいなあ。他人事ながら発表を楽しみに待ちたいと思います。
で、カクヨムコン参加作品も既にかなりヨムヨムさせてもらってます。中でもドハマりしたのが、こちら。
春野きいろさま『北風を、顔で受けても』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885052228 めっちゃ良かったです! めっちゃハマりました! いやあ、良かった~~(語彙力どこいった)
北川らいむさま『モザイクの月』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886977857 小林礼さま『沙州関異聞』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886336777 この二作品も良かったです!(だから語彙力……)
今はミステリー部門(怖がりでホラーは読めません。ごめんなさい)を漁ってますが、その前は恋愛部門をローラーしてました。星の増加率が低いジャンルから攻略しようと。あ、今回私がヨムのは完結済のものです!
で、みっちり恋愛ものをヨムヨムしてて思いました。恋愛ものって難しい。
恋愛の価値基準てひとそれぞれでかなり開きがあるじゃないですか。主人公なり登場人物の考えや行動に共感できないと「なんじゃこりゃ」って引いちゃうだけなんですよね。
そこで必要になってくるのが、問答無用で読者を引きずり込ませる文章力、演出力だよなあと。共感はできなくても「なんかわからないけど泣ける」「切ない」って感情移入できれば良いのですよ。逆に恋愛あるあるなわかりやすいネタでも、描き方が悪いと冷めちゃうのですよ。情感を煽られないと入り込めないんですよね、恋愛ものって。
で、自身の恋愛もの作品を振り返ってみて……どうなんでしょう。どおなんでしょおおお!? とっても不安。
……なーんて、考えて万人受けする設定やストーリーで書けるわけでもなく。その時その時に自分の書けるものを自分の書きたいように書くだけなのですけどね~~~。自分の書きたいものが需要にマッチングしている書き手は幸運だよなあ、と思った次第です。はい。