さまざま議論はあるでしょうが、私は「無効投票になるのだから白紙投票は棄権と同じ」とは絶対に思いません。
「票を投じる」という行為が発生するのだから投票率にはカウントされます。「票を投じる」意思表示にはなるからです。
投票所に行くのと行かないのとじゃまったく違う。「政治に不満があるから投票に行かない」という人がいるならば「とんでもない」と私は言いたい。「政治に不満があるなら投票に行け」「たとえ白紙投票でもいいから投票に行け」
投票に行かないという行為で示せるのは「無関心」でしかないからです。「自分は政治に無関心」と宣言する人、本当ですか? それって、「自分の生活そのものに無関心、自分の将来に無関心」「自分の子や孫の将来に無関心」ってことですか?
そのうえで、議員を選ぶという目的において、きちんと候補者の中から選んで投票する方が良いに決まっていることはいうまでもありません。
選ぶという行為は難しい。私もです。でも消去法でも選ぶべきです。
最近はネットで「政党診断」なんてものがあって自分の考えに近い政党をピックアップしてくれたりします。そこから情報収集してみるのもよいでしょう。
実績重視で、今現在、自分が恩恵を受けている政策実現に貢献した政党や候補者に注目するのもよいでしょう。
コミュニティのお祭りやイベントに頻繁に挨拶にくる候補者を親しみを込めて応援するのもよいでしょう。マメさは重要です。
現在はSNSでのアピール戦もすごいです。TikTokのショート動画で目にしている若者も多いかと。
各政党どうしてそこまでするのか? 若者の関心を集めたいからですよ! 若者からの支援がほしいからですよ! 若者の投票率をあげたいからですよ!
投票率低迷の若年層にはロスジェネも含まれると私は考えます。
若者に投票に行ってほしいならオトナがお手本を見せなければですね。
というわけで、老いも若きも投票に行きましょう。期日前投票もぜひ活用してください。