夏休みの練習帳の答え合わせをしてたのですよ。
国語の問題によくありますね。「これは何をさしているでしょう?」
問題/ぼくは、弟と動物園に行った。そこは、多くの人でにぎわっていた。「そこ」とはどこでしょう?(息子の答/ここ)
問題/わたしのいちりんしゃは、新しい。これは、おじいちゃんがプレゼントしてくれたものだ。「これ」とは何でしょう?(息子の答/あれ)
問題/東京の友だちから手紙がきた。「こちらに遊びにきてください。」と書いてあった。「こちら」とはどこでしょう?(息子の答/そっち)
おおおおおおおおーーーーーーーい!!!!
いえね、でもね。かばう訳じゃないですけど、指示語に指示語で答えてるだけで、間違いではない気がしてしまって。いえ、これは極端すぎるからダメダメなのですけど、そういうふうに考えを広げると。
算数の問題にしても、テキストに沿った答え方をしてないってだけで間違いじゃないよなって。マニュアル通りの答え方をしないとならないのが学校の教え方ってやつなのだよなーと。
一学期にも、こういう疑問を持ったことがあって担任の先生に「教科書通りの解き方じゃないとダメなんですか」って質問したのですけど、明確な答えを得られなかったのですよね。
そういえば、私も高校時代。基礎解析の問題で、私が変にこねくり回した解き方をしてしまって、数学の先生はそれを見るなり私が板書したのを全部消して、自分が解き直しちゃったんですよねー。だったらやらせるなよって思いましたね。それまで数学は答えがひとつだからやりがいがあるって思ってたのに、やる気なくしちゃいました。
一息に変わることはない問題なんでしょうけど、学校教育ってものがもっと広く多様化するといいなーと思います。