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うちの息子の国語力が壊滅的だった

 夏休みの練習帳の答え合わせをしてたのですよ。

 国語の問題によくありますね。「これは何をさしているでしょう?」

問題/ぼくは、弟と動物園に行った。そこは、多くの人でにぎわっていた。「そこ」とはどこでしょう?(息子の答/ここ)

問題/わたしのいちりんしゃは、新しい。これは、おじいちゃんがプレゼントしてくれたものだ。「これ」とは何でしょう?(息子の答/あれ)

問題/東京の友だちから手紙がきた。「こちらに遊びにきてください。」と書いてあった。「こちら」とはどこでしょう?(息子の答/そっち)



 おおおおおおおおーーーーーーーい!!!!



 いえね、でもね。かばう訳じゃないですけど、指示語に指示語で答えてるだけで、間違いではない気がしてしまって。いえ、これは極端すぎるからダメダメなのですけど、そういうふうに考えを広げると。
 算数の問題にしても、テキストに沿った答え方をしてないってだけで間違いじゃないよなって。マニュアル通りの答え方をしないとならないのが学校の教え方ってやつなのだよなーと。

 一学期にも、こういう疑問を持ったことがあって担任の先生に「教科書通りの解き方じゃないとダメなんですか」って質問したのですけど、明確な答えを得られなかったのですよね。

 そういえば、私も高校時代。基礎解析の問題で、私が変にこねくり回した解き方をしてしまって、数学の先生はそれを見るなり私が板書したのを全部消して、自分が解き直しちゃったんですよねー。だったらやらせるなよって思いましたね。それまで数学は答えがひとつだからやりがいがあるって思ってたのに、やる気なくしちゃいました。

 一息に変わることはない問題なんでしょうけど、学校教育ってものがもっと広く多様化するといいなーと思います。

11件のコメント

  • 『初恋と幽霊』に星をくださってありがとうございます。
    そして度重なる誤字の指摘と、そんな間違いだらけの文章にも関わらず、最後まで読んでいただいた事に、ありがたさと申し訳なさで一杯です。
    一応誤字チェックはしたのですが、いかに自分の確認の仕方がいい加減か、思い知らされるばかりです。
    奈月さんの息子さんの国語力よりも、自分の注意力の方がよほど壊滅的だと思います。

    それに息子さんの回答は、仰られている通り指示語に対する答えとしては、そこまで的外れではないかもしれないなと思いました。相手にとっての『そこ』は、自分にとっての『ここ』で、ある意味正解ですし。

    数学に関しては自分も似たような経験があります。自分流の解き方をして、考え方は間違ってないのに、教科書とは違うからと訂正されました。
    教科書そのままの解き方の方が簡単かもしれませんが、自分で色々考えた方が、一見回り道でも、なぜこうなるかより理解できるできるのではと思っていました。

    最後に改めて、誤字だらけの話に最後まで付き合っていただき、本当にありがとうございます。もしかしたらこのコメントにも、いくらか誤字が混じっているかもしれません。
  •  誤字脱字は仕方ないですよ。根絶やしにできることはないですもん。私ももう何回も読み直してるのに、ずーっと後になって致命的な誤字を見つけて恥ずかしくなることがあります。

     見つけたときに指摘するのが効率的ですし、せっかくしっかりと丁寧に書いてらっしゃるのにもったいないと感じてしまって。無月兄さんが受け入れてくださる方で良かったです。やっぱり指摘するのもドキドキしますから!

     学校の勉強については同じ体験がやっぱりあるのですねー。そうなんですよ、自分で考えてたどり着いたのだからそっちを褒めてくれよって思いますけどね。先生も教本に縛られてるわけですから、そうはいかないのかもしれないですけど。

     誤字なかったですし、コメントになら誤字があったとしてもスルーします(笑) 短編企画でもご一緒してるので、また後で覗きにいかせて頂きますね! 私ホラー苦手なのですけど。ドキドキ。
  • 私の友人の娘さんが、私立の小学校入試の面接で「広いの反対は?」と聞かれて「広くない」と答えたという話を思い出しましたよ。
    まあ、見事合格したということでしたけど。
  •  「広くない」で合ってますものね。

     そういえば、よく聞くエピソードで、子どもに向かって「返事は?」って叱ったら「返事!」って返されたって(笑)

     子どもには敵いません。
  • まあねえ、厳密に言えば「広くない」は否定であって「広い」の反対ではないので難しいところでしょうが、子どものひねりの効いた発想というのは落語家も脱帽のような気がします。


    高校あたりの数学とかその他の勉強って、大学レベルになって問題を解決するための基本的な考え方を勉強することだから、ひとつの定理の解決法を新たに示唆するような答えじゃない限り、基本から外れてればダメになっちゃうんでしょうね。
    (ああ、日本語が変だ)


    その辺のことをちゃんと説明する先生って少ない気がします。
    なぜなんだろうなー。
  • 奈月沙耶さん

    『暗くて狭い、閉ざされた部屋の中で』に星をくださってありがとうございます。

    学校の勉強、何を正解とするかは難しいところですよね。
    正しい答えじゃなくても、間違っているとは言えなかったり。突っ込みたくなるような答えでも、柔軟な考えをした末にたどり着いたものなら点数をあげたくなりますし。
    でも、何より大事なのはやる気をそがない事だって思います。正しい回答じゃなくても、考えることで進歩や発見があるのでしょうから。
  • すみません。三問連続の質問と答えを読んで吹き出してしまいました。
    確かに、間違いではないと思います。試験としては間違いかもしれませんが、もしかしたら、『文章の中から『それ』の指している言葉を見付けなさい』という問題文にしたら、明確な答えが返って来るのではないかと思ったり。

    お盆中、東京から弟夫婦と甥っ子姪っ子が泊まりに来ていましたが、本当に子供たちの発想や発言は、時として吹き出してしまうほどに面白いものが多く、それをふと思い出しました。

    でも、指示語に対して息子さんの答えを代わりに当てはめると、最後の問題以外は意味がちゃんと通じるんですよね。あるいみ凄いと思います。
  •  そうなのですよねー。何にしろやる気をそいだらダメなのです。子どもなんかちょっとのことで勉強なんかしないってなっちゃいますから。自分で考えればできるんだって成功体験を重ねて、自己肯定感の強い子にしてあげないとって。けど学校ではそういうことは難しいのでしょうか。

     笑って欲しくてネタにしたので吹いてもらえて嬉しいです。

     そうそう、私もここに当てはまる言葉なんだよって教えました。一対一で教えればわかってくれるのですがね~まったくね~。

     問題文もそうなのですよー。意図がよくわからない訊き方だったりするのですよう。もうちょっと伝わりやすい文章にできないのかなって。

     受験勉強で過去問を繰り返しやるってのも、こういう出題に対してこういう答え方をするってパターンをトレーニングするものじゃないですか。私も家庭教師のバイトをやってた頃にはそういう勉強法を勧めてしまっていたのですけど。
     
     そういうんじゃなくて思考力そのものを鍛える訓練をしないとダメなんだよなって思う今日この頃です。
  •  グレーゾーンでの参加すみませんでした(>_<) さっそく読んで頂けて嬉しかったです。ありがとうございます。

     そうなんですよねー。子どもって一休さんです。こっちが新しい刺激を受けるって、まさにそれです。

     あーもう、近頃の日本語わからんです。「とりま」とか焼き鳥の種類かと思いました。
     投稿サイトでもタグの意味がまったくわからなかったりするんです。「NTR」で「闇落ち」とか。「男の娘」とか。以前からあったものに用語を当てはめるようになっただけなんでしょうけど???
  • ムスコ――ココ
    ムスコ――アレ
    ムスコ――ソッチ

    カタカナで書くとどこか深い意味に……。
    小説の濡れ場で使えるような……。

    わあぁぁぁぁぁぁぁぁ!ヽ( ;´Д`)ノ 
    ボクの都会的で洗練された、お嬢様のイメージがぁぁぁぁぁ!(ないない)

    息子さん、大物感あり( ̄ー ̄)ニヤ...
  •  うわあああん!(ノД`)・゜・。

     昼寝から起きたばかりの寝ぼけ眼で通知欄見たら、ぱっと見コメントが怪奇現象に見えたから! やめて、蚤の心臓なんだから!

    (急に小声になって)「オレのムスコが」なんて表現、最近ついぞ見ないねえ。これだって品のない方だけど、もっと言葉が直接的過ぎてさ、近頃のエロ小説は風情がないねえ(語るな)


     うちの息子は天才です(^_^)v
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