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ルマン24中継で思い出すETC1000円時代の深夜ドライブ

 ルマン24時間レース、ライブで土曜日の午後11時から~フランス現地では午後4時から~中継されていたので在宅してる時間はテレビのサブモニターを付けっぱなしにして見れるだけ見ました。
 自動車レースは明るい日中の開催が普通ですけど、このルマンは真っ暗な夜も走るので、福岡・東京、福岡・新潟をそれぞれ片道ごとに15~17時間かけて走ったことを思い出しました。あのETC割引で1回1000円の時です。実際は日付を跨いだので2000円でしたが。
 高速バスも均等に2人交替で走る距離をを9割以上を1人でドライブ、特に深夜のドライブはトラック便ばかりなので、トップカテゴリーの気分でトラックを次々に追い越したものです。
 今年で第90回というルマン24時間レースはフランスの自動車クラブが主催する伝統の耐久レース。レースが行われたのはフランス西部のサルテ県ル・マン市にあるサルテサーキット。「ル・マン」と記すのが正しいらしいです。常設のブガッティサーキットをベースに周辺の公道も使ったコースがこのレースのために設定されており、1周約13㌔のコース。かつては4㌔にもおよぶストレート(直線道路)があって、その最高速度は驚異の400㌔に達するマシンもあったとか。現在は危険防止のためシケイン(障害物的な曲がり角)を設けられているとのことです。
 今回もスタートからトヨタ勢がぶっちぎりの速さ、ハイパーカーというトップカテゴリー(LMHクラス)で、ポルシェやフェラーリの改造クラスより上の圧倒的速さでストレートの最高速度は20㌔も速い320㌔に達しており、難なく5連覇を成し遂げました。
 このルマンは走行距離も長い~トップのトヨタは1週約13㌔のコースを24時間で380周もぐるぐる回ってなんと距離にして4940㌔も走って平均時速は約206㌔。このスピードで走り続けられる耐久性は自動車としては凄いのですが、乗り物として見た場合、やはり日本の地上最速は毎日走っている新幹線N700系です。福岡・東京の約1200㌔を約5時間、最高速度区間は時速300㌔で走ります、平均時速はなんと客を乗せて駅で停車する営業運転で240㌔なんですから。東北新幹線E5系の最高速度は国内最速の時速320㌔だけども東京・新青森の約710㌔を約3時間なので平均速度は東海道・山陽線より少し低いんですよね。
 高速鉄道としての電車のプロトタイプならフランスTGVが軽く時速500㌔を超えており、日本のリニアモーターカーも既に時速600㌔を超えていますが客を乗せる営業運転ではどこまでスピードが出せ
るのか不明。日本では開発と線路敷設が中断している現在、はたしてこの世にいれる間にリニアの新幹線に乗ることができるのでしょうか。早く乗ってみたいのに。

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