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「それがぼくらのアドレセンス」、エピローグを追加しております。

 小説を書くときの机の、ノートPCの向こう側に好きな本を並べているのですが、同じような本ばかり並んでいるので少し少女趣味な本を減らして推理小説とかSF小説とかを増やしてみました。
 それでも大部分を占める少女趣味な本。エミリー・ディキンソンの詩集、「尾崎翠集成」上下巻、川端康成「古都」、森茉莉、皆川博子、倉橋由美子「暗い旅」、金井美恵子「愛の生活/森のメリュジーヌ」等々……。
 宮木あや子「雨の塔」が滅茶苦茶好きで、同作家の他の作品は全く刺さらないのにこっちは何度か読んでます。十年ほど読み返してないけど、今でも好きだと思えるのだろうか。かなり少女趣味な小説です。退廃的でもあるし百合でもある。
 そんなこんなでエモーショナル寄りじゃない作品も増やしたから、そういう作品が書けるはず。

 そんな中、「ぼくアド」エピローグを書きました。全体が見えるエピローグにしたくて、三人称にしました。それでも登場人物の一人に寄った視点ではあります。この作品の性質上なのか、神視点で何でも書いてしまうと見えすぎてしまう気がして。
 もう一つの投稿先「小説家になろう」ではすごく素敵な感想をいただき、胸を撫でおろしながらも「皆が喜んでくれる作品」になっているかは不安です。本編を台無しにしてはいないだろうかという不安。
 まあ、読んでいただけたら嬉しいです。コメントとかいただけるととても嬉しい。この作品、コメントしにくいタイプなのか少ないですよね。

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