ちょっと前に完結しました。
わたしはこの作品をYA(ヤングアダルト)として書いていて、十代の人たちに楽しんでいただけたらなあ、と思っていたのですが、あまりにも希望のないラストなのでYAを名乗るのが難しい気もしてきました。毒が強すぎますね。
年若い人たちを闇に突き落としてしまうのではないかと少し怖かったりするのですが、一応わたしの想像力をフルに使った結果の作品です。YA相当の若い人たちはちょっと辛いかもしれませんが(主人公の年齢がそれくらいです)、そのくらいの年齢を過ぎた大人のかたなどに読んでいただけたりしたら嬉しいです。あんなころもあったなあ、みたいな。
わたしとしては辛さを感じている十代の人たちにつかの間の救いを感じてもらいたいというつもりの作品だったのですが、これは解釈次第ではとんでもない毒だなと……。当事者でなくなってからの救いだなと……。
とりあえずYA「モドキ」としてお楽しみください。