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エヴァンゲリオンオンリーイベントに出ました

 本日、12/18に東京ビッグサイトで開催されました大型同人誌即売会「COMIC CITY SPARK 17」に参加してまいりました。
 当方、こういった同人誌イベントの経験は、かの「文学フリマ」ぐらいしかないもので、その密度と規模には非常に圧倒されました。女性向けのイベントのようではありましたが、男性客も姿もそこそこ。出展側もそんな感じでしょうか? 私は「エヴァンゲリオンオンリーイベント」のブースに卓を構えて、小説本と書評本とを売らせていただきました。

 このイベントは(二次創作特有の微妙な問題がある故)会場内写真撮影が禁止なので、詳しくは明かせないのですが、ジャンルごとにエリア分けされた、なかなかに熱いイベントでした。同人誌はね……版権や表現に厳しいところもありますし、そもそもそういった作品は扱われていないのかな。あえて「●●オンリー」的な言い回しを避けて、独特なイベント名にしてあるのはそういう検索除けの意味もあるのかもしれません。

 成果としましては、小説本が持ち込み12のうち10冊販売。
 書標本が、持ち込み15冊のうち7冊販売と、そこそこにイイ感じ。
 全く無名の新人がほとんど宣伝もなしでやった割には、上等ではないでしょうか。それこそ文学フリマなんて一冊も売れねぇから(泣。

 やはり、本は一次創作であろうと二次創作であろうと、「需要のある場所」へ持ち込むマーケティング能力で左右されるようです。中身ってあまり関係ないのかもね、悲しいかな……。

 というのも、買ってくださった方のほぼ全員が、見本誌を見ないで買ってくださいました。いわゆるジャケ買いです。それはそれでありがたい事なんだけれど、ちょと不安にもなる(笑。大丈夫かな、って。
 もっとも、今回の小説本はAI,生成によるカラー口絵やモノクロ挿絵をふんだんに取り入れた作りだったので、値段分の価値は出せたと思います。そこだけは自信をもって言えます。そういう意味では、ご購入いただけて本当に嬉しかったしありがたかった……。毎回こうであると良いが、なかなかそうもいかんざき。

 と、いうわけで――「エヴァオンリー」、なかなかに楽しむことができました。意外といえば意外だったのは、ワンコイン価格で持ち込んだ書評本の方が余ったことかな。これは意外。みんなああいうのは興味ないみたい……。こういう経験も、いい材料になってゆくのです。

 しかし、ビッグサイトはすごい人出でした。
 朝方、有明方面へ向かうりんかい線で人身事故があった関係で、電車は遅れに遅れ、私も人混みと共にギリギリの入場になったもので……。コミケはあれ以上なんでしょう? 出てみたいとは思うけれど、混雑苦手な私には無理な世界かなあ。

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