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『ただのオチ』が気に入らなくて書きたくない! 240430

 どうも。活動が乏しいまま4月も終わりとなってしまいました。
 書けねえ……!書きたくなるほどのストーリーが浮かばない!というかラストが決まらない!
 そうして今日、どうして浮かばないのかという答えだけは何となく分かりました。ストーリーの答えを導けという話ですが。
 でも偉そうなことを言いますが、言語化っていいものですよ!なんとなくのところをカッチリ定義しておくと考え方がシュッとしてくる……。

 あばらが言い続けていることですが、面白さというのは一つの事柄に二つ以上の意味を入れることだと思っているんですよ。もちろんそれだけで面白さの全部だとは言いませんが、大抵こうすれば面白くなりやすいし、大抵面白いものはこうなっているという話です。つまり自分なりの答えというものですね。
 そういう視点で考えてみたら、自分がなぜ書きたくなるものが浮かばないのかが分かってきました。

 このまま流れでラストにしたら『ただのオチ』になってしまうんですよね!
 そう、『ただのオチ』!その未来が見えてしまうから書く気が起きない!
 つまり「問題が発生して、解決した。バンザイ!」みたいなストーリーだと、一つのストーリーに込められる意味は『問題解決をする』の一つだけになってしまうんですよ。
 そういう、『ただのオチ』が気に入りません!
 そんなのを書くなんてあばら🦴じゃない!!!
 そう思ってしまって書けない……。

 つまり自分がやりたいことは……例えばですけど、青春野球モノをイメージしてみてください。
 高校生の主人公が甲子園出場を賭けてるんだか、甲子園優勝を賭けてるんだか知りませんが、一世一代の勝負に挑むわけですよ。
 そのままのストーリーだとですね、「野球の負けられない試合に勝った。バンザイ!」になってしまって、これも一つの意味だけになるんですよ。
 ですが試合の前に恋愛要素をぶっ込んでみたらどうでしょうか。「次の試合に勝ったら付き合ってくれ!」みたいな。
 そうなったらですよ、「野球の負けられない試合に勝った」という一つの事柄の中に『スポ根』と『恋愛』の二つの意味を込められるわけです。試合の白熱さや勝った時の感動が、意味が一つだった時よりさらに増しますよね。まぁ単純に意味が増えたのですから。
 そして複数の意味をめちゃくちゃ綺麗に一つのシナリオに入れられれば、それは手腕が上手いから「上手い作品だ!」と言われると自分は思うのです。
 こういうことをしたいんですよね〜。

 で、そのうえで重要なのが、前フリ!
 恋愛要素を入れると言いましたが、それにはちゃんと準備して丁寧に描かなくちゃいけません。前フリありきです。
 なのですが……。
 自分、途中で既存のオチを捨てて新しく作るって決意をしてしまったんですよね!それが良くなかった!後悔はしていませんが……そもそも既存のオチを考えたその時点で終わってしまったんでしょうね。
 今更なにかの要素のフリなんてできないし!そこがキツイんです!あぁ、ただのオチになってしまう!
 もっとちゃんと考えれば良かったな〜……。確か今やっているところは、カクコン終わりに慌てて組んだプロットで書き始めたんでしたっけね。よく考えずに。
 改変したり無かったことにする案も出ましたがそれも、超弱小とはいえ見てくれている方がいるものですから、それをやるのもな〜拍子抜けかな〜って感じです。
 はぁ……。どうすればいいのでしょうか。
 悩みますな。

 ちょっと関係ない話ですが、やはり言語化をしていて良かったですね。自分が思う面白さについても。
 一応、ここで活きたわけですから!

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