あぁ……。勇者商人、10万字いけなかったな……。
あの作品のように自分の中で上手く進まなかった作品には共通点があるんじゃないかと考えました。
それはズバリ、アクセルがしっかりしていない!
まず自分が言うアクセルってのは、物語を前に前に進める原動力、それを担うキャラのことですね。そして物語を止めたがるブレーキを担うキャラと合わせて物語が進みます。
そしてアクセルに必要なものは何かと言うと『絶対にやり遂げたい具体的な目標』なんですよ。事態の解決とか、何かからの逃げ切りとか、真相の究明などなど。
そこだと思うんですよね、自分の作り込みが甘い部分!
そこをしっかりしてないから勇者商人は想定より上手く進められなかったんじゃないかなと思います。
まぁ元々、ゴールを決めず一個ずつエピソードを作っていくあの連載スタイルは苦手で経験が無かったので、こういう学びがあっただけ良かったですね。
なのでアクセルについてもっとギッチリ設定出来るようにならないといけないのかも知れません。これ一つで続くかエタるかが決まりかねない、かなり重要な存在っぽいので。
アクセルが無くても思いつきでストーリー作れるだろって言われればそうだし、実際そうしてる人のが多いのですが、自分の場合それは思いつき頼りになってしまって、要は自分の調子とか時の運に左右されるから安定しないんですよね。
それからアクセルの在り方も見直さなきゃと思いました。
主人公がアクセルの場合はそのまま進めちゃっていいのですが、しかし主人公じゃないキャラが物語のアクセルの場合、主人公に対して強制力が無いとなりません。
勇者商人にはそれも無かったのも悪かったです。あのような連載スタイルの場合、主人公がアクセルにはなり得なくて、出会った人がアクセルとして物語の原動力を産むんですよね。なのに主人公に対しての強制力みたいなのが甘かったのがストーリーの作りづらさに繋がってしまいました。
さてと、反省会はこれまでにしますか!
次にやる連載はこの反省を踏まえて、アクセルをしっかりと固めるように意識してみます!
それと物語を作るスキルと読まれるスキルは全く別らしいので、次の連載で読まれるスキルの方も磨かなければですね。
目標は二つ……。頑張りま〜す。