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物語の原石は『キャラクター』『世界観』『場面』の三種類があるそうで。 220331

物語を書く上で最初に思い浮かぶもの、というよりは思い浮かべてそれを中心に設定が作られるものは大きく分けて『キャラクター』か『世界観』か『場面』の三種類だそうですね。

この三種類で物語の作りやすさを順位付けすると、『場面』型が一番簡単でその次が『世界観』型、そして一番難しいのが『キャラクター』型だと思います。

そうは言っても自分は一番簡単なはずの『場面』型の物語に現在悪戦苦闘しているのですが……。
『場面』型は三種類の中で圧倒的に数が多いそうです。ラクって言う訳じゃないですけど、逆算してキャラや世界観、ストーリーを作れる所がやりやすいポイントなのでしょう。

しかし欠点としては、構成段階ではそのやりたい場面に物語の面白さが集約されてしまっている事ですかね。
つまりその場面を迎えるまで作品の面白さがだいぶ欠けているのです。その目標の場面までの繋ぎをどうするかに力量が出るのでしょう。
自分の場合は書いてて面白いと思える繋ぎが全然浮かばなくてすぐ簡単にどんずまっていつもこうして近況ノートに逃げているわけです。

『世界観』型もありふれていますね。『場面』型のように目標がはっきりしていないのでそれよりは難しいのですが、しかし良い世界観を生み出せば後はスラスラとストーリーが書きやすくなります。なので『世界観』型で作られた作品には長く連載している作品が多いのでしょう。
逆に欠点はその世界観のセンスで全部決まってしまうことですかね。面白い設定を作れれば成功!出来なかったら失敗!

最後に『キャラクター』型。圧倒的に難しいと個人的には思っています。
魅力的なキャラクターを作ったとしてもそれ以外が無いのです。なのでそのキャラが活躍する世界観を創造して活躍した場面を作り続けなければいけないのですが、これがこう……闇を感じます。

何故ならキャラクター以外何も無い、つまり役者だけが存在していて舞台が無いのでどうすればいいのか分からなくなります。実は自分『キャラクター』型をやりたくてトライしてみてこの闇にぶち当たって諦めた事がありまして……。
上手く行ければキャラの魅力の分だけ作品が魅力的になるのですがね。アメコミヒーローのように。

あっ!自分が憧れるHeisoku先生の作品『ご飯は私を裏切らない』も『キャラクター』型でした。ものすごく面白くておすすめです(隙あらば布教)

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