連載作品という馬の手綱を握ってコントロールする作者という騎手。
自分がポンコツ騎手なのか、うちの作品が暴れ馬すぎるのか、それともどっちもなのか分かりませんが、馬に振り回されている自分は満足に乗馬しているとは言えませんね。
というかむしろ、なんとか手綱は握ってるけど鞍からはね飛ばされて地面に引きずられちゃってます。
コースアウトしてないだけまだマシですが、どんどん自由に設定が走り回るうちの作品を「ど、どこ行っちゃうのぉ〜！」って思いながらなんとかしがみついてるのが現状です。
おっと、うちの馬が道草を食い始めたぞ！今だ！
引きずられて血だらけになった足を立ち上がらせて、ヨロヨロとなんとか鞍にまたがって体勢を立て直して……。
よし、十三話書けt───うわっ（落馬）、急に走り出した！頭にゴン！と強い衝撃が。ですがまだ大丈夫、手綱は握ってます！
そんなわけで、駑馬に鞭打つのを求められている状態に陥ってます。
しかし今まで19年馬齢を重ねてきた自分なので、逆に空馬に怪我なしということで馬力をかけて作品に取り組んでいきますよ。
何処の馬の骨だか知れない自分の作品でも、人間万事塞翁が馬だと思って馬が合う読者と出会えると信じたいですね。
以上、また詰まっちゃった！という話でした。
作品のオチなんてタイトルに明記してあるのになあ……。ウマいこと行きませんね。