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連載作品を書いていくモチベーションがヤバくなってきた話。 220306

趣味として本腰入れてやって行こうと決めて短編を投稿して以降だいたい2ヶ月くらい執筆活動をしたでしょうか。
小説の作り方イメージが掴めてきました。
やりたいシーンをゴールとして見つけて、読者がトロッコに乗っていくスタートシーンを設けて、ゴールまでの道(ストーリー)を整地(情報整理)してレール(文章)を敷いて(書いて)いく作業ですね。


短編を書いて、中編も何とか書ききって、いよいよなにかしらの長編にチャレンジだ!という簡単な気持ちで発足した今連載中の小説。
ゴールは見えました。スタートも設けられました。順調に整地してレール敷いて、とここでトラブルがありました。
目の前に馬鹿でかい穴(思いつかない場所)が!

こういうのは中編でも一回だけありました。
解決策は土(アイデア)を探し求めて奔走して、道の土壌(設定)に合う土を選定してかき集め、穴を埋めてならしてレールを敷くことでした。
中編の時は比較的小さな穴だったのでスムーズにやれて良い訓練になったなと思ったのです。

しかし今回の穴は大きかった。
どんなに土を持ってきても埋まる気配が無かったです。それでも根性で探し回りまくって埋めました。
次はならして整地していく作業。穴もでかいためならす範囲も大きいです。クタクタになりながらなんとかならしきりました。
そしてようやくレールを敷けるようになったわけですがクタクタすぎて敷くスピードが遅かったです。

億劫ながらも穴の上にレールを敷きながら、自分嬉しかったんです。ようやく穴埋めの地獄から抜け出せたんだ、と。
「さて次はどんな整地が自分を待ってるんだ?」
そういう思いでふと道の先を見た時仰天しましたよ。
ちょっと道を挟んですぐにまたでかい穴があったんです。
さっき埋めた穴と同じくらいかそれ以上に大きかったようでした。

「ま、まじ……?またこれやるの?」と絶望すると同時に「あと何回やらなきゃダメなんだ?」という疑問が湧いてきました。
なので双眼鏡を覗いて道の先を見てみたんです。
血の気が引きましたね。穴、穴、大きな穴!めまいがしてクラクラして膝から落ちました。

ドスンと腰が地べたに付くと同時にパキリと胸からヒビが入る音がしました。そこから液体がチョロチョロと流れる感覚もします。
「ヒビが入ったのは心で……出てくる液体は『モチベーション』か……」
そう悟って自分は道の上で仰向けになりました。なるべく液体が漏れないように胸を空の方へ向け、気力の回復を待つのでした。


以上。自分のモチベーションがヤバくなってきた話でした。
もしここまでお付き合い頂いた方がいるのであれば感謝します。

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