一路傍

誰に知られることもなくこつこつと活躍してきた冒険者のおっさんが、影ながら感謝していた皆から「さすがですわ、おじ様」と称えられて、なぜか救国の英雄に祀り上げられるお話。 【以上、短…

【旧題】 『勇者パーティーを当然のように追放された魔王。姥捨て山を仕方ないので最終ダンジョンにリフォームしたら、勇者から「攻略無理」と言われたけど、そこはダンジョンじゃない。トマ…

これを読んでも決して小説は上手くならないし、☆がもらえることも、読者選考に通ることもないに違いない。でも、もしかしたら刺身のつまやハンバーガーのピクルスぐらいには役に立つかもしれ…

僕は人生初めての告白でゴッドパンチを繰り出せないことを痛感させられる。そんな僕に迫るのは七つの秘奥義を託された巨男に、全世界を支配する令嬢。はたして僕は何もかもを倒して告白に成功…

ここは愚者の王国。時にはゲームであり、並行世界にもなり、もしくはあなたのすぐ身近な場所になるやもしれない――そんな愚かものたちが集うところ。 現在、短編を三作品掲載。基本的に不…

吾輩は便器である。型式ならあるが名前はまだない。どうして便器に転生したかはついぞ知らぬ。だからこそ、今語ろうかと思う――

その日、聖女は上空四万二千メートルに召喚された。 王国の魔術師たちがうっかりミスをしちゃったのだ。しかも、そのちょうど真下では勇者と魔王が世界の命運を決する戦いをしている最中だ…