2022年9月3日 上映開始予定『ほどけそうな、息』について

お疲れ様です。
(ご覧頂いてる方がおられるかどうかは不明ですが)お久しぶりです。

今回の近況は、完全なネタバレを含みます。
ただそれを惜しんでも、ひっ迫した現状をお伝えしなければならなくなってきている
と言う事、ネタバレをしてでもお考え頂きたい映画の上映も決まりましたので
思い切りました。
【特に・【結】以降のお話です】

また。現在当お話をお読み頂いている方は誰もいません
(表題の映画の上映日が決まった時点前後で最後のお一人が離脱されました)
(それでもここまでお読み頂き本当にありがとうございましたっ!)
これも何かの流れなのかもしれないと、思っております。

これが、今回の踏み切りのトリガーとなりました。

さて、表題の件ですが、上記短編映画が来月封切りになります。
※今月15日に先行上映される見込み

https://news.yahoo.co.jp/articles/fecea53788f5e73728a9befd1e85449e716fe12d

この映画、私の小説と完全にかぶりますので、告知させて頂きました。

内容としましては児童相談所のリアル。育ての親と児相との繋がりや向き合い方。
児相の方々の想い・子供好きが故の児相入職など……それに離職率の高さ――
無責任なマスコミに児相がやり玉に上がる度、心痛める職員の方々……
そう言ったもの、現状の子供・親・児相の窮状などが盛り込まれた映画だそうです。

また、私のお話をお読み頂いた方、より深く理解して頂くために
上記映画をご覧いただけた上でお読み頂ければ
かなり深く内容をご理解頂けるかと思います。


物語の中だけでは間に合いそうになかったので幕間講義と言う形を使い
それぞれ必要な法律の知識やその運用の仕方。それぞれの役割やその効果範囲など
条約(子供の利条約)を交えた座談会を展開させて頂いております。
※現時点で、上記映画の半分は踏み込んだ理解をすることが出来るはずです。
※残り半分はまだ描き切れていない部分です(241話時点――公開は204話)

今までの近況や物語の中でかなり厳しく、逼迫した内容でお送りしてきた場面もあるかと思いますが、私が書いて来た近況や物語……これは夢物語と言われるくらい実際は遥かにシビアです。

そしてこの映画の上映が告知された前後に発覚した虐待死の記事です
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c45c7e0fe7c713ba2ec981ff18754c753d64a07
これでも児相の手落ちと責められますか?

色々な気付きをされた方がおられましたら、一度御目通し・ご覧頂ける方はこの映画を見て、本当にひっ迫すると言うのがどう言うものなのか、少しでもご理解頂ければと思います。

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ただし! 何度でも申し上げます。当お話は子供視点です。
子供視点のお話だけは私の知る限りまだどこにも存在していません。
大人視点の本は以前記載の通りKADOKAWAからも出版されています
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――――――――――――――――【再掲】――――――――――――――――
児童虐待ホットダイヤル 189(イチハヤク)
これは子供からSOSで使っても良い番号です
※もちろん親権者の方が、自分で止められない虐待に対するヘルプを求めるために
 使用いただいても良い番号です
※いたずら電話は絶対お辞め下さい
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その上で児相の職員だって人間です。人の心を持っています。
また子供も立派に権利を持っています。どうか踏みにじらないで下さい。

もう一度キャッチをここに書いておきます。

本当にあなたは一人ですか?

この想い、児相職員に届け、子供たちに届けっ!

2件のコメント

  • 痛ましい、としか言えない自分に少し腹が立ちます。
    裁判所の判断はどうなの?と思ってしまいますが、これは当事者では無い私が言ってはいけない事なのかも知れません。

    助けられる命は助けなくては、と思っても私に出来る事はあるのでしょうか?
    これは、私達全員が考え無ければならない事だと思います🍀
  • コメントありがとうございます。
    言ってはいけない事は無いと思いますし、仰られてる通り
    まずは現状を知って、個々の意見を持つ。
    そして声を上げて行くのは大切だと思います。
    ※でないと内情は変わりませんし、じり貧になるばかりです
    そして必要のある法律は変えないといけません。

    その行動が助けられる命を救う一歩になると信じての映画製作と私のお話の根底だと思いますよ

    また、報道だけを決して鵜呑みにする事なく、子供たちの意見・気持ちに耳を傾ける。
    そして当事者たちの想いを知ってもらう。

    いずれにしても知ってもらう、個々の意見・考え方を持ってもらう。
    その為の映画でもあり私のお話でもあります。

    そして、当お話はあくまで子供視点

    子どもの権利条約(特に参加する権利)を徹底して意識していますので、最終少し視点外れますが想いは同じはずです。

    北浦様のようにお気付き頂ければ、当お話や短編映画の本懐の一つは遂げられた事になるのかなと思います。

    本当に現場はひっ迫しています。
    コメントありがとうございました。
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