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小説とか書いてるおじさんのリアルバスケ日記

 本日のチーム練習での短時間模擬試合、自チーム17点中の6点を挙げて上機嫌。
 3Pシュート2本中2本成功でした。

 なんか唐突に話し始めましたが、小生は市民大会2部に登録している社会人バスケサークルチームに所属しとります。
 拙作『ファイトオーバー!』を執筆する上での、実体験という形での取材が目的の半分。あとの半分は純粋にバスケやりたいから。

 チームに入ってしばらく経ちますが、やはり実感するのは身体能力の低さ。
 小学生時代に少年野球チームにいた頃や、中高でバスケ部にいた頃も感じましたが、やはり運動能力が人並みより低い。
 全盛期だった高校時代さえ、卑しくもバスケ部員だというのに、持久走はようやく学年平均程度。短距離走に至ってはそれ以下という体たらく。
 身長は174cmと一般人の平均よりはあるものの、成人男子バスケのフォワードとしては明らかに低い。
 現在の社会人サークルでも結局、身体能力低い勢だという状況からは抜け出せておらず、歯痒い思いをする事が多い。

 脚が遅く、フルコートの走りについて行けない。
 1on1勝負になるとボコボコに負ける。
 フィジカルコンタクト受けると普通に当たり負ける。
 ウルトラマンの如くあっさりスタミナ切れる。

 けれど、身体能力に左右されない3Pシュートという武器があった。
 中学時代に必死で身につけた技は、20年近いブランクがあっても体が覚えていた。
 そして今のチームでは、シューターを活かすために味方がサポートしてくれる。
 中高の頃よりずっといい環境で嬉しい。

 でもだからこそ、せめてスタミナぐらいはもうちょい何とかしたい。
 ちょくちょく味方に介護してもらってるザルディフェンスもまた然り。
 若干の焦りはあるけど、これはきっと向上心だ。
 そして、3Pでチームに貢献できる事が目に見えてきたから、バスケを楽しむ余裕もある。

 この気持ちはきっと作品に活きる。
 届かない悔しさと、湧き出てくる向上心と、味方のサポートの上で得意技を活かせた経験は。
 『ファイトオーバー!』の慈は、登場人物の中で一番作者に似ているのだから。

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