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亮介のモデルと言うとちょっと語弊がありますが

 Kyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyle Richardson!!!!!!!!!!

 失礼。
 久々に生カイルを見てきたので少々興奮しておりました。

 僕はしばしばプロバスケの試合を見に行きます。
 プロの試合で受けたインスピレーションが作品に反映されている部分も、ままあります。
 『ファイトオーバー!』1話で亮介が超滞空のダブルクラッチかますシーンなどはまさにその典型。あのシーンの愛ちゃん視点の描写は、実在選手の華麗なジャンプを見た僕の感動をほぼそのまま書いています。

 その選手は、カイル・リチャードソン選手。
 来日3年目のアメリカ人選手であり、現在はBリーグ3部の大塚商会アルファーズに所属しています。
 http://sportsnavi.ht.kyodo-d.jp/basketball/stats/b3/player/9435/

 身長201cmと、インサイドを任される外国人選手にしてはやや低身長なのですが、彼の持ち味はパワーとジャンプ力。ことリバウンドの取り合いにおいては10cm以上高い選手にも引けを取らず、シュート精度も悪くありません。
 Bリーグ3部の得点王にしてリバウンド王である事実が、彼の実力を証明していると言えましょう。
 そして、彼のジャンプは本当に美しい。
 彼だけ重力から解き放たれたように、ふわっと跳ぶんです。
 普通このあたりでジャンプ失速して落ちていくだろうなってところから、まだ上がっていくんです。
 彼の空中プレイからは実に大きなインスピレーションを受けました。

 ただ、彼はまだ若い選手なので、技術的に荒削りな部分もあります。
 彼の試合を初めて見たのは昨シーズンの事なのですが、技巧派のフォワード/センターであるルーク・エヴァンス選手(現:東京エクセレンス所属)にテクニックで翻弄されていた印象もありました。
 他にも、フリースロー精度が極端に悪い日があったりと、不安定感はあります。

 ただ、繰り返しますように若い選手なので、それらは伸びしろの部分でもあると思います。
 本人いわく日本食大好きとの事でもありますし、ぜひ日本に留まっていただきたい。そして、Bリーグのトップ外国人プレイヤーになっていただきたいですね。

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