🔴「💞三位一体の境界線を越えて」、
https://x.gd/82yC6💞嵐の夜、コタツで溶け合う四人の体温と、狂い出した恋の形。
第1話 コタツのお布団に手を入れてみてよ
https://x.gd/N6Qau「悠真くん、コタツのお布団に手を入れてみてよ」と美咲さんが言った。コタツの中でぼくの両手を挟み込むようにして握ってきた。「ほぉら、私の手、冷たいでしょう?外、寒かったんだからね!こんな私を出ていくのを止めもせずに寒風の中に放り出すあんちくしょうって、何さ!ねえ、悠真くん!」
ぼくに同意を求められても困る。『寒風の中に放り出すあんちくしょう』とは、ここ半年くらいで同棲した美咲さんの彼氏の神崎蓮という同じ大学の相手らしい。美咲さんの妹、彩花がその名前を言っていた。彩花とは、コタツのぼくの正面に座っている親友、陽翔の彼女だ。陽翔はぼくらをほったらかして、テレビドラマを夢中で見ている。
つまり、ぼくは、親友と親友の彼女の姉と一緒にコタツに入っているということ。それで、美咲さんはコタツの中で、冷たい手でぼくの手を握っている。美咲さんの手がプニプニしていて、柔らかくて握られると気持ちがいい。
美咲さんは横座りしていて、コタツの中で彼女の左膝がぼくの右の腿に当たっている。ぼくの両手は彼女の左腿の上だ。彼女の腿もプニプニしていて、柔らかくて気持ちがいい。
美咲さんの距離感はぼくに対していつもおかしい。異常に近い。なぜそう思うかと言うと、陽翔と比べてというわけ。妹の彼氏にはそうそうベタベタしないが、その友人にはベタベタ、ペタペタしても良い!と思っているのかもしれない。
だから、美咲さんはぼくにボディータッチをよくする。抱きつかれるのなんて日常茶飯事だ。でも、ぼくはプニプニ、ベタベタ、ペタペタには慣れないんだなあ。
美咲さんが急に「ん?」という顔をして眉を上げた。コタツの中で、左手をぼくの右股の内側に置いて、股間の方に手をすべらした。ぼくはというと、彼女のプニプニ、ベタベタ、ペタペタには慣れなくて、ちょっと、アソコがまあ、あれな状態だったんだ。固いアソコを美咲さんが左手でなで上げた。
「……!」
美咲さんは嬉しそうにして、ニタァと微笑んだ。「エヘヘェ~!」そりゃあ、ぼくは困る。どういう表情をしていいか、わからない。陽翔をチラ見すると、あいつはまったくこの状態に気づいていない。美咲さんはぼくにウインクした。それ、どういう意味?からかってる?
ぼくはコタツの温もりに身を任せ、まどろみの中に落ちていった。どれくらい時間が経っただろうか。
バリバリバリッ!!
鼓膜を突き破るような轟音と、部屋を一瞬で真っ白に染める閃光。近所に落雷したのだ。激しい冬の嵐が窓を叩き、風の唸り声がマンションを揺らしている。
「ひゃああっ!怖い、怖いよぉ!」
バタバタという足音と共に、寝室から美咲さんが飛び出してきた。
彼女は黒いパンツが透けて見える白いブラキャミソール姿という、目に毒すぎる格好でぼくの背中にしがみついてきた。
「悠真くん、起きて!怖いよぉ~!」
腕の中に、例のプニプニとした柔らかい感触が飛び込んでくる。ベタベタと密着する彼女の肌は、先ほどよりも熱を帯びているようだった。