拙作「鳩の縛め」で登場する試験「孵卵」について、現在書き進めているシーンで登場人物が孵卵の合格率を考察しているのでちゃんと考えてみました。
本作の設定として、
〇合格者は100人に一人程度。
〇早ければ3日、遅ければ10日で村に帰り着くか音を上げる。
ここから、
合格率1%、1回の受験に10日かかる、再受験は可能なものとする。
という条件の下、本気で鳩になるためには何日かかるのか算出してみました。
合格率1%というのは100回受ければ受かるというわけではありません。
受験n回目の合格率は(1-0.99^n)×100となります。
グラフを見てもらった方がビジュアル的にわかりやすいと思います。
だいたい4年半くらいかけて150回くらい受ければ8割は合格できるようですね。