◯サルヘッド本編
https://kakuyomu.jp/works/16817330650237596170◯サルヘッド初期プロット
https://kakuyomu.jp/works/16817139558641476908◯サルヘッドの制作過程エッセイ
https://kakuyomu.jp/works/16817330652480779496 いつもお世話になっております。
そしてこの度は『サルヘッド -絶望しろ、世界を混沌へ沈める為に-』を読んで頂き……
いや、読んでいない人が見ている可能性の方が高いので、本当に最後まで読んで頂いた人に対してのみ!
本当に! ありがとうございました!
読み終えている人が本当に希少なので本当に御礼を言わせてほしい!
本当にありがとうございます!
今回カクヨムコン9の投稿作品である本作なのですが、言いたい事が沢山ある作品になりました。
とりあえず↑にURLが3つあると思いますけど、「プロット」「制作過程」「本作」と1年かかって作りました。
これは制作過程のエッセイでも言っているのですが、最初は万人受けのギャグ調作品にしようと思考を巡らせ「あー……つまんなそうだな」って思っていながら作っていました。
私の趣味に合わない作品を作ろうとしていました。
ですが、途中で気づき始めました。
今までで1番邪悪な物を作っているかもしれない……っと。
それを認めたくないまま、カクヨムコン9に挑み、早速レビューをもらいました。
名前を伏せますがレビューへの返事と言うことで記載します↓
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ツボにはまる人には面白い!
★★★ Excellent!!!
すみませんが、今後の展開で、私にはきつめの内容がありそうでしたので、早目ですが、ご評価させていただきました。
作者様の今後のご活躍を祈っております。
お好きな方にはモロ面白いと思います。
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このレビューを頂き、私は察しました。
「ああ……また私は人を選ぶ物を作ってしまったんだな」
っと確信をもらいました。
正直作っている最中は、どっち転ぶかわからなかったので、合わないとわかっていながら作品の方向性を指し示してくれた優しい人だなと思いました。本当に感謝しています。
ありがとうございます。
もうこれで、邪悪な方向性に傾ける事に決めました。
というのも、実は最後結末がプロットと違っており、万人受けのエンドと、ジェノサイドエンドの2つを考えており「おまけ∞」が本来書くことのなかった未来の結末ジェノサイドエンドとなりました。
そして、何やかんや自分の強みである熱い展開もしっかりさせていたみたいで、客観的な意見としてのレビューもこちらです↓
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シュールなギャグとダークな雰囲気が共存している……だと……!
★★★ Excellent!!!
この作品はいろんな要素で構成されており、シュールなギャグとダークなシリアスさがエグいほど混在しています。
笑っちゃいけないのに、笑ったり、ちょっと感情移入してみたり……。
とくに熱い展開もあって、それもこの作品の魅力です。
でも全体的にダークな感じがあるので、人を選ぶ可能性はあります。
全体的に面白かったです。まだ終わりは見えないので、楽しみです♪
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熱い展開はちゃんと描かれていて、シュールギャグとシリアスの混在という元々のコンセプトできていたので良かったです。
でもこの方も、やっぱり作品がダーク寄りなので人を選びという事。
もう……仕方ない。
私の心が邪悪なんだなー……
レビュー本当にありがとうございます!
そして、最後のジェノサイドエンディングまで読んで頂いた方のレビューです↓
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絶望だろうと折れぬ者
★★★ Excellent!!!
シリアスが先か、ギャグが先か、いやダークが先だな。
基本的に、この手の閉鎖された異界での展開は、一言で地獄絵図な流れとなる。
確かにこの作品も、基本はなぞっているが、一線どころか斜め上を行く展開が多い。
見ていて痛い。誰もが一度は通るであろう痛烈である。
かといって、子供故に逃げるに逃げられない不条理で理不尽なクッ●●タレな胸糞悪い展開がある一方、その分、しっかりと逆転時の爽快さを際立たせるスパイスとして機能している。
なんであろうと自分を曲げず折らず、進んでいく展開が好きな方にはお勧めです。
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凄くいろいろ語って頂きました!
本当にありがとうございます!(泣)
良くバッドエンドなのに読んでくれて、レビューまでくださって本当に泣いちゃう!
ありがとうございます!
という事で8人の人から評価を受けて★22ですがレビュー3つも頂きました。
読者選考は難しいと思うけど、今回意見いろいろ頂けたので実りのあると戦いとなりました。
本当にありがとうございます……
泣きそうです!
今回このサルヘッドの良かった所に関してキャラクタが生き生きしていたところですね。
今回、私の複雑化する構成力を抑えてキャラクタに重きをおいており、それも3番目のレビューにあった「確かにこの作品も、基本はなぞっているが、一線どころか斜め上を行く展開が多い」という部分に反映されていると思います。
なんかこうして作品が終わった後、私の頭の中から作品が全部抜け落ちる感覚があるのですが、今回の作品はキャラクタと離れるのが名残惜しいです。
ああ……皆と離れたくないよぉ……って思うぐらい愛着を持ってます。
そして、私の人生で10年ぶりぐらいのバッドエンドなので、胸がスッキリしてます。
これが1番大きい。
皆さんから人を選ぶって言われなかったら私の書きたかったバッドエンドを書かなかった訳だからね。最高ですよ!
私本当めっちゃバッドエンド書きたいんですよ!
でも、今まで皆に配慮して書かなかったんだよ!
嫌な人多いの知ってるから書かないようにしてるし、キャラクタが中々死なないのだよ!
何かめっちゃ怒ってくる人いるんですよ! 私はハッピーエンド厨って心の中で思っていますけど、恐らくそういう宗教の人なんだと思います。
私、別にハッピーエンドも嫌いじゃないのにハッピー厨の方はバッドエンドフラグが立った瞬間豹変して攻撃的になるんですよ。怖いですよね〜。
リアルハッピーですね。
でもこれに屈して、今回のこれで中途半端にビターエンドお涙頂戴っぽくしたら後悔してたと思います。
★の評価が伸びなかったのは自分の実力不足か……では無く、バッドエンドだからしょうがないよねって気分になります。
というかせめて低評価ぐらいつけてくれよ!
って読者の性に出来ますからね!
バッドエンド嫌いなハッピー市場主義の流れが悪い!
まったくよー!プンプン!
って言うことで、何やかんや今回の「サルヘッド」は私の命をかなり削って作った力作であり怪作になってしまったので、当初の目的からは外れてしまったのですが、私が普通の作家とは違う隠しきれない卓越した才能を持ち、読者が私に着いてこれていけないんだな~もっとレベル落とさなきゃいけないんだな〜って言う強気の終わり方が出来たので満足です!
課題は多いけど、本当にいろいろ発見がありました。
フィードバックはエッセイで後々やっていきます。
さて、本当に次元の高い私に着いてきてくれた読んでくれ皆様、評価してくれた皆様、本当に本当にありがとうございます!
最後に感動の名シーンであるメインヒロインのヨルカちゃんがリアルハッピーになってもらってあとがきも最後にします。
それでは皆さん、また何処かでお会いしましょう。
ご愛読頂きありがとうございました!