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「ヒロインがしちゃいけない顔してるー!?」

皆様いかがお過ごしでしょうか。
「超つよ主人公の話であっても、敵ボスはガチ有能でなくてはならない。少なくとも得意分野では主人公を凌駕するくらいに」というモットーの元(ダジャレか)気合い入れて作った第一話ボスが、コメントでちゃんと強敵と認めてもらえて胸を撫で下ろした吾妻藤四郎です。
……なんでこれを返信に書き忘れたのか……orz

これだけ書いても仕方ないんで、拙作第一話の裏話(?)に関して好き勝手に自分語りしたいと思います。
近況ノートの想定された使い方じゃないって? 「いんだよ、細けえことは」。
言いたいネタを胸の内にしまっておくとストレス溜まるタイプなんですよあたしゃ。


二十年以上前。大学生時代の数年間。僕は師匠(教授とかではなく、某ラノベのレーベルで十冊以上出してたプロ作家です)に小説を書くための技術やら業界のアレコレやら教わっておりました。

あるとき師匠から言われたのが、「ベッドシーンくらい書けるようにならないとね」とのお言葉。どういう流れでそんな発言が出てきたのかは覚えていないんですが、その一言だけはずっと頭に残り続けていました。
で、今。書きたい物を書きたいように書くにあたって、チャレンジしてみようかと思い立ちました。

第一話のゲストヒロインは、交易商の娘として生まれたが、父親が敵ボスに嵌められて破産。嫁ぎ先から出戻ってきていたタイミングだったこともあり、ボスの息のかかった曖昧宿(届け出は宿屋だが、食事や飲酒だけでもOKで、給仕のお姉さんとえっちなこともできるお店)に身売りすることになった……という設定。
時代劇では鉄板の一つ、不幸系ヒロインでございます。

んでまあ主人公と親しくなって彼女の部屋に行く訳ですが、当人はその気充分だったのに主人公がつい口を滑らせたせいでコレ↓
“ランプの光に照らされて、両眼は爛々と輝き、口元には獲物を見つけた肉食獣の笑みが浮かんでいる”
……ヒロインがしていい顔じゃねえよ(白目)

その姿には、凶悪極まりない敵ボス相手に一歩も退かなかった主人公でさえガチビビリするという。
超強敵を前にして、果敢にも(ベッド)戦闘に挑む主人公ですが、次シーンの冒頭で判る通り完膚なきまでに敗北……。


師匠。これが、二十年前言われたことに対する僕なりの答えです。
【馬鹿だろお前】

2件のコメント

  • 作品の裏話的な話をして頂けるとますます愛着が湧いて来ますね!
    再び読み返してニヤニヤしております!

    以降も本編 裏話 共に楽しみにお待ちしております♪
  • コメントありがとうございます!

    近況ノートは書きたいことがあれば書く。なければ書かない。でやっていきます。
    本編ともども、今後ともよろしくお願い致しますm(_ _)m
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