• 現代ドラマ
  • SF

『バーン・ホワイトウェイブ』完結まで毎日8時更新!

お久しぶりです、水無月彩椰です。

このたび春の連載開始から更新を中止していた『バーン・ホワイトウェイブ』ですが、書籍化に伴う連載再開のため、完結まで毎日8時更新となりました!

ぜひともお読みいただければと思います!

https://kakuyomu.jp/works/16817330651568120034

「──大丈夫です。私、八月三十一日に、寿命で消滅しますから」

人付き合いが苦手な高校生・四宮夏月が引き取ったのは、”白波”と名乗る祖父の遺産、余命一ヶ月のバーチャル・ヒューマノイドだった。

遺品整理のために田舎の離島へと帰省した彼は、夏休みの間だけ、白波のマスターとして一つ屋根の下で暮らすことに。

しかし家事もままならないポンコツヒューマノイドは、「マスターの頼みをなんでも叶えます!」と、自らの有用性を証明しようとする。夏月が頼んだのは、『十数年前にこの島で遊んだ初恋の相手』を探すことだった。

「──これが最後の夏休みなので、せめて、この夏休みを楽しく過ごせたら嬉しいです」

世界規模の海面上昇により沈みゆく運命にある小さな離島で、穏やかに消滅を迎えるヒューマノイドは、”最期の夏休み”をマスターと過ごす。

これは夏の哀愁とノスタルジー、そして”夏休みの過ごし方”を描いた、どこか懐かしくて物悲しい、狂おしくも儚い夏物語。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する