本日第65話『幕間▷そして種は芽吹いた』を投稿しました🪄︎︎✨
https://kakuyomu.jp/works/16818093079442360629ヴィクター達と別れてしばらく。サラとダリルの姿は中央大都市の魔法局本部にあった。
一目散に担当部署に戻ったサラは、上司であるエルマーへ今回の事件の説明を始める。最初は和やかな雰囲気で聞いていたエルマーだったが、しかしある人物の名前が出た途端、表情が変わって…
…ということで、本日の更新をもって第1部第3章『盲目的ラブロマンスは犬も食わない』が完結いたしました!
お付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございます。
ちょっと展開早すぎたかな…とかも思っていたりしたのですが、なにはともあれ無事に終わってよかったです。
愛憎の魔獣ラヴと関わる中で、少し見えたヴィクターの内面や、クラリスが受けた忠告。今回は内面にフィーチャーした章だったのですが、魔法局の面々も顔を見せてくれましたね。
ちなみに今日更新の幕間では、第2章の舞台スモーアのその後やダリルの趣味の活動についてがちょっと言及されています。
ダリルについては今回も活躍こそはしませんでしたが…以前サラからは『武器を作り出して操る魔法使い』であると紹介がされています。彼…実はサラと同じくらい付き合いが長いキャラなので。戦うのが楽しみですね。
前もチラッと言ったのですが、3章は元々この話を書く予定ではありませんでした。それをちょっとタイミング今じゃないな〜と思って、昔むかしに設定だけを考えていた『愛憎の悪魔』の物語を引っ張ってきた次第です。
結果的に後半へ繋がる章にすることができたので、彼らを連れてきたのは良かったのかなと思っています。
というのも作品の設定上、全盛期かつ本気のヴィクターとやり合うとなると、対抗できそうなのは片手で数えられるくらい。ザックリ言うと魔法に関してはほぼ最強です。それに加えて顔も良ければそこそこ頭も良かったりするのですが…むしろそれ以外がほぼ欠点だらけの人間です。
うっすら気がついている方もいるかもしれないですが…彼、あんな調子でもメンタル弱いので。
第1部はそんな彼の欠点やトラウマに関して焦点を当てているところもあって、内面を直接見て、クラリスに忠告してくれるラヴ達という存在ができてくれたのは助かりました。
本当にこの話書く予定じゃなかったので、書き始めた当初は途中でサラが出てくるのと後半でっかいシロが暴れるくらいしか考えてなかったんです(笑)
といったところで、もっとしっかりした3章の話はまたいつかという感じで次回の予告を。
2章は作品の今後に関わってくる魔導士の登場、3章は第1部の後半に関わってくる章…となりましたが。次の第4章に関しては、今や懐かしい蜂人間や女王蜂と戦った1章と同じ、あまり前後のストーリーを考えなくていい章…『ドタバタ巻き込まれ回』になります。
第1部は6章構成なので、いよいよ後半…なのですが。最近シリアスな話が続いていたので、一度箸休めしましょう。
更新頻度は今回と同じ一日おきの予定ですので、ぜひまたお立ち寄りください。
それでは次回…第1部第4章『成り代わりの町』でお会いしましょう!ヾ( ˙꒳˙ )
---第1部第4章『成り代わりの町』あらすじ---
いつも通りに町から町を旅していたヴィクターとクラリス。次の目的地を決めた彼らであったが、そこには『訪れた人間が帰ってこなくなる』という不穏な噂が立っていた。
不運な事故により噂の町で一晩泊まることになってしまった彼らを出迎えたのは、気味の悪い笑顔を浮かべた住民達。果たして噂の真相とは? その真相へと近づいた時…クラリスへと不気味な黒い腕が迫る。
『――顔を、分けてください』
---本日の更新はこちら↓↓---
『災禍の魔法使いは恋慕の情には慣れていない』
第1部 第3章『盲目的ラブロマンスは犬も食わない』
最新話『幕間▷そして種は芽吹いた』
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