今回初めて中編小説を執筆しましたが、なかなかに難しいものでした。
途中、3点句の打ち方や感嘆符の決まり事をご指摘いただいて、急遽訂正したことがあります。
その際は本当に助かりました。ありがとうございます。
また、私の小説に一度でも目を通してくださった方々、本当にありがとうございました。
完結した後、読み返してみて思ったのですが、描写などが圧倒的に足りないと感じました。
話の構成や句読点のつけ方等はもちろんですが、メタファーが適切に使用されていない、もしくは全く使用されておらず、淡々と情景を描写している部分が多く見られます。
例えるならば、話の骨格標本に肉と皮を貼り付け、下着のみを着せたようなものであります。
アイデア云々はさておき、私に何が足りていないかというと、やはり知識と執筆経験ではないかと思いました。
様々な作家様の小説を読んでみると、膨大な知識量に裏付けされたストーリーに芸術的ともいえる素晴らしいメタファーに驚嘆し、また、大変良い勉強をさせていただきました。
どれほど時間がかかるかわかりませんが、多く書き、多く読むことで自分の小説に肉を付け、美しい洋服を着せてあげられるよう日々精進する次第でございます。
いやもう、「精神と時の部屋」なんてものがあれば今すぐにでも飛び込みたい気持ちです......
さて。
短編、中編と来ましたので次は必然と長編に挑むことになります。
書きたいアイデアは決まっているので、現在は詳細プロットを考え、資料などを集めている最中です。
いずれは何らかの賞に応募するので、それまでに少しづつ実力をつけて挑む所存です。
長くなりましたが、どうかこれからも宜しくお願い致します。