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複数主人公の小説の書き方【相談です】

 話ごとに語り手が変わるんですよ。
 「この話の前ってどんなだっけ?」と読み返す時、ただひとつ前の話を開いてみても、違う語り手の場合が多いから、困惑するかもしれないんですよね。

 そこで、冒頭に「この語り手の前話はコチラ」というリンクを貼ることを思いついたのですが、その貼り方についてちょいと相談。
 前話の冒頭から読みたいか、前話のラストに飛びたいか、どちらですか?
(現在は前話のラストのリンクを貼っていますが……それでよいのか不安でござる)


 今のところ、二話連続で同じ語り手の時や、新しい語り手の時はリンクを貼らないつもりなので、察してくださいませ。
 今後とも拙作『正義の門』をよろしくお願いいたします。

3件のコメント

  • 真名さん、こんにちは。
    最新話、興味深く読ませていただきました。
    そして、この近況ノートでの問題にしている「リンク」も見ました。

    ええと……。
    あくまでも、私の個人的な感覚なんですが……。

    「リンク」そのものが、ちょっと興ざめ……です。ごめんなさい。
    リンクが悪い、というわけではなくて、私の中での位置づけとして、『正義の門』という作品は、「ネットのコンテンツ」ではなくて、「本」なので、ちぐはぐな気分になってしまった、というわけなのです。
    この場合の「本」というのは、「電子書籍ではなくて紙の書籍」という意味ではなくて、「リンク」という手法の使えないもの、という意味です。電子書籍でもいいんです。
    ええと、イメージとしては、硬い本を読んでいたら、急に顔文字が出てきたようなビックリ感、でしょうか?
    顔文字自体は悪くないと思います。作品に合っていれば、盛り上がると思います。でも、顔文字が出てきたら台無しだ、という作品もあると思います。
    そして、私にとっての『正義の門』には、リンクは合わないなぁ……と。

    それと、物凄く個人的な事情ですが。
    リンクは便利ではありますが、家のWiFiで読んでいる場合はともかく、外出中にスマホで読んでいる場合、私の契約しているSIMだと、迂闊にリンクを踏めません。スピードも上限もかなりキツキツなので。


    とはいえ、このリンクは、忙しい合間時間で読んでくださる読者様への気遣いなんですよね。
    私ではなくて、別の人だったら、便利と思うかもしれません。


    あくまでも私個人の意見ですが、私ならば、リンクを貼らずに、作品の冒頭で、前回のラストを書きます。

    「ロイズと連れ立って帰って来たレイヤを見て、ミナは目を丸くしていた。」

    ではなくて、

    「レイヤは、は母の死について何かを知っているらしい、ロイズという貴族に契約を持ちかけられた。そして、彼の手を取った。そうするしかなかった。(あ、ちょっとニュアンスが違うかもしれません。すみません)
     ロイズと連れ立って帰って来たレイヤを見て、ミナは目を丸くしていた。」

    (「ロイズ」は出てきたばかりで印象が薄く、名前だけでは誰だかわからないので、「貴族の」を入れてほしいです。とはいえ、すぐに「貴族」が出てきて思い出しましたが)

    という感じです。

    リンクだと、思い出してほしいエピソードの「冒頭」か「ラスト」を選ばなければいけませんが、「前の話のおさらい」ならば、「思い出してほしい事柄」そのものを書けます。

    『正義の門』ほどではありませんが、私も複数視点の話を書いているので、そのエピソードが誰の視点であるかを、できるだけ冒頭ではっきり示し、その人物の現状を明記しています。
    ただし、この書き方は、「鬱陶しい、しつこい」と感じる人もいるので、絶対におすすめ、というわけではありません。(実際に、言われたこともあります。また、別の人に「読んでいくうちに思い出してくるもんですよ。それに、どんどん先を読みたいから、どんな作品でも戻るってことはしないなぁ」とも言われました)


    長々と失礼いたしました。
    でも、無視しちゃってもいいですよ。
    いろんな人の、いろんな意見があると思いますから。

    (読ませていただいているわりに、感想を書かなくてすみません。
     家族の不調でバタバタしているのと、『正義の門』という作品自体が、感想を書きにくいのです。
     この作品は、私にとって、特定のキャラクターに感情移入するのではなくて、この世界そのものがどうなっていくのかを心配しながら読んでいく感じなのです。
     起きた事件、事実をそのまま受け止めていく。見守るしかできないけれど、見守っていきたい、そんな作品です)
  • こんにちは〜
    私はリンク自体いらないと思います〜
    読み返す自由は読者に委ねたほうがいいし。

    「どの話がどの登場人物視点の話か」を明示する簡単な方法があります!
    小タイトルの頭に記号をつけるのです。

    私の作品『千年王国〜』でこれやってます。
    本なら書体を変えたり、段落をずらしたりして視覚的にわかりやすくなりますが、記号で示唆する方法もありますよ(о´∀`о)

    リンクは本当に読者にとって邪魔でしかないので、やらないほうがいいと思います〜すみません、えらそうに言って(;´∀`)
  •  月ノ瀬静流さま、みりあむさま、ご意見くださいましてありがとうございます。

     どうしようか迷いました。
     私自身が読者として他の方の作品を読んでいて、「前の話(もしくはここにつながる伏線)ってどこに書いてある?タイトルからじゃ分かんないよ~💦」と思うタイプなので(つまり、読み返したい派です)。
     紙の本じゃないから見当つけて読み返すこともできないし、そこを探すのにいらいらするものの結局見つけられず、もやもやを抱えながらその先を読み進めるという感じです。この作品の読者さんの感覚と少しずれていたようですね。
     正直に言うと、連載初期から支えてくださっているお二人の意見でなければ、ここまで悩まなかった気がします。

     とりあえず前話へのリンクは一旦撤去しました。
     お二人からいただいたアドバイスも参考に、また考えてみたいと思います。
     ありがとうございました。
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