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現代ファンタジーが急に異世界ファンタジーに変わった

 新作現代ファンタジーを作っていたつもりが、異世界転生に変わりました。設定とプロットのほとんどを流用できたので、作り変えるのは楽でしたが、なんでこうなったんでしょうね。

 きっかけは、「あれ? この設定とプロット……異世界転生にしたほうが面白くない?」と思ったことです。実際に作り変えてみると、こっちのほうが良さげだったのでそのまま変更することにしました。

 超変すぎるロストエンブリオの息抜きとして現代ファンタジーを書いてみたくて作ってたはずなのになあ、おかしいなあ。異世界ファンタジーの息抜きに長編異世界転生を書く、というよくわからないことになりました。

 ロストエンブリオ第二部と平行して書いています。転生ものを書いたことはないので、初の試みですが、転生要素は正直そんなに濃くありません。前の世界での記憶は朧げにしか持ち込めていない主人公なので、序盤は特に。

 ただ色々な意味で転生モノになっています。異世界転生トラックは出てきません。僕らしくテンプレからは外れた、邪道な物語になっています。
 恐らく、今月中には投稿開始するかもしれません。もしかしたら今日か明日に、気まぐれに投稿開始するかもしれないし、月末かもしれない。
 もう、作品ページ自体は作ってあります。タイトルまだ悩んでるんですよね。主題プラス副題というロストエンブリオと似た構成のタイトルですが、副題だけでもいいんじゃないかとずっと悩んでます。

 先に世界観を出しておくと、改変童話モノです。色々な童話と伝承が、内容を改変されて混ざりあったような世界になっています。意外と空想の地名が出てくる童話が少ないということもあって、地名のほとんどはオリジナルです。
 童話でしっかりと異世界ファンタジーしてるの、思ったより少ないんですよね。元から童話が好きなんですが、改めて調べると驚きました。そう言えばそうなのか、と。
 童話でガチガチの異世界やってるの、ルイス・キャロルくらいです。だいたい明言されていないものの、現実世界をベースにファンタジー要素を足している現代ファンタジーみたいな感じなんですよね。
 ファンタジー要素もオオカミが喋るとかその程度だし。

 そういうこともあって、オリジナル箱庭世界に色々な童話キャラクターや伝承の人物が暮らしている感じになりました。唯一、ルイスキャロル作品の地名は一部そのまま登場しますが。

 童話世界転生も、もうトレンドを随分と過ぎていますが、ずっとやりたかった題材なので書いていて楽しいです。結果的に、かなり息抜きになっています。

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