2024年も終わりますね。え? 嘘でしょ? 本当なんです。もう終わるんですよ、早い! 怖い! おしゃけうめえ!
というわけで、お酒をたらふく飲んでIQがやや溶けた状態で、2024年のカクヨムでのことを振り返ろうと思います。
僕がカクヨムでの活動を本格的に再開したのが、今年でした。1月から長編三部作の第1作目を投稿し始めて、完結にまで漕ぎ着けたのが今年中の出来事です。投稿するよりずっと前から書き続けていたものなので、今年の出来ごとという感覚は僕のなかではかなり薄いですけどね。
短編も、たくさん書きました。『ダウナーお姉さんと二人で駄弁るだけ』が、僕がカクヨムに投稿したはじめての短編だったかと思います。自信がないけど。2万文字程度で、短編と言えるギリギリの文字数の作品です。
某カス嘘お姉さんの音声作品に感銘を受けて書いたにしては、結構オリジナリティが出たんじゃないかと思っています。まあ影響を受けた部分、「しょうもない会話をするお姉さんと少年の話が書きたい」というのだけですしね。
4月と6月は、短編ラッシュ。
『あなたは僕の幽霊さん』
『染まって染められる春』
『愛に手向ける藍の結晶』
『甘々お姉ちゃんに監禁されて暮らすだけ』
『ぽんつく探偵レイ先生、特定厨になる』
これが、全部4月と6月です。今、公開日を見て驚きました。監禁されて暮らすだけ、は高校生の頃に書いたアナログ原稿をそのままデジタルに移したものなので、書いたのはもう10年以上は前ですが、それでも結構多いですね。
短編では、恋愛を書きがちなのが本当によくわかります。
ぽんつく探偵はシリーズ化しようとして、うまくいっていません。シリーズ化計画は続行中ですが、今はロストエンブリオの続編と新作現代ファンタジーを書いています。現代ファンタジーは投稿できるようになるのは、来年の2月頃の予定です。
4月は、長編だと『追放されたい新米冒険者と魔物娘の冒険録~溢れよわが冒険心、と魔王は言った~』を投稿開始した月でもあります。これはまだ書き続けていますが、諸事情で続きの投稿はまだ先になりそうです。
7月は『脳内の紫煙』が、短編でした。自殺に失敗した男性が、目が覚めてもう一度自殺を図るものの「今は辞めておこう」とするだけのお話です。
7月と言えば、『碧天の雨』を投稿し始めたあたりですね。あれは7月下旬に投稿を開始したエッセイです。
姉さんとの大切な思い出を物語半分エッセイ半分のノリで書けたのは、とても嬉しかった。PV数自体はそれほど多いわけではありませんが、本文付きレビューをいただけたり温かい応援コメントをいただけたり、とても嬉しかったのを覚えています。
8月以降は『碧天の雨』完結してから投稿を緩めつつ、祠壊し文学の自主企画に参加させていただいたり、細々と日記エッセイを書いたりしていました。
12月にはおねショタ自主企画に参加させていただいたり、今年は自主企画参加の年でもあったかもしれません。これまで、本棚系自主企画にこっそりと自作を置くことしかしていなかったのですが、書き下ろし系の自主企画にいくつか参加させていただきました。
とても楽しく執筆ができたので、主催者の方々にはとてもとても感謝です。
今年公開した作品のなかで、長編とエッセイを除きPV数が一番多いのは、『甘々お姉ちゃんに監禁されて暮らすだけ』でした。
ただ、PV数は500ほどですが、一番高く評価していただけたのは『ダウナーお姉さんと二人で駄弁るだけ』だったように思います。4名の方にレビューをいただき、星12個、本文付きレビューもいただけて想像よりも好評でした。
思うに、「監禁」という刺激的なワードがあるので、ダウナーお姉さんよりもPV数が多かったんだと思います。ダウナーお姉さんはタイトルのワード的には弱いですからね。
ちなみにですが、僕が一番読み返しているのはダウナーお姉さんです。自分でも、かなり気に入っています。2万文字程度で読みやすく、場面転換はあるもののほとんど会話劇。それでいて、ストーリーはあるというのが良かったんだと思います。
あと、終わり方が僕の書く小説にしては爽やか! これが大きい!
まあ、何にせよ、読んでくれる方々のおかげで、楽しく創作できた年でした。
色々語りましたが、僕は自分の書いた作品は全部好きです。面白いかどうかは、読んだ人が判断するところなので反省点とか分析とかを語りはしても、そこは僕からは語りません。
来年も、楽しく創作してまいります。