昨晩、寝る前にちょっと自作を読み返してたんですよ。
投稿頻度激落ちしている今だからこそ、見つめ返せるかなと。
『ロストエンブリオ~滅びの世界で魔女生活~』
あと、高校時代に出した電子書籍も最近読み返しました。
ロストエンブリオなんですが、僕が書く物語としては結構珍しい展開があるなあと読み返して思ったんですよ。
主に二章です。
一章は割とテンプレ的な流れのプロローグで、二章はルミという新たな仲間の視点から始まる話。
三章は起こる事件は一番地味だけど、おそらく本作で二番目に読みやすい章です。二章が刺激が強い半面、三章は刺激弱め。
二章が合うと思った人は三章は合わないかもしれないと、読み返して思いました。
四章は起こる事件は派手ですが、終盤まで結構明るいです。主人公のノエルにボケる余裕が出てきました。
五章は百合恋愛モノの日常回で、一番読みやすいかなと思います。
実際、作者である僕が一番読み返してるのがこの章です。
六章は現在公開範囲では、バトル多めになってます。
七章以降もプロットを見る分には、割と王道寄りという印象です。
なんか、二章だけ刺激が強すぎるように思ったんですよね。
思い返せば、自作電子書籍のほうに幼馴染が脳だけになってコンピューターに接続されるという展開がありましたが、あれが二章の刺激が強い部分の源流になっているのかなと思います。
本作は元々、高校時代の自作電子書籍をリメイクして別物にしようという感じで、R18同人ゲームのプロットとして作り、それが頓挫したため健全小説にしたわけです。
自作を時間が経ってから読み返すと、色々発見がありますね……。