「棘探し」更新を終了いたしました。今回で完結です。楽しんでいただけたら幸いです。
誰かのことを「好き」だと思う、「好意の根拠」ってどこにあるんだろう、と、考えたことがあります。
那都希は、私が書いてきた中では大分、意地悪です。でもその分、とても素直です。一人称小説なので、那都希の視点はどこにもないのですが、彼女の台詞を書くのは、とても楽しかったです。
普段あまり書かないタイプのお話で、私が好きな関係性を好きなように表現するとこうなったのですが、誰かに、少しでも面白いと思っていただけたらなと思います。
いつか本物の吸血鬼が出てくるお話も書いてみたいです。
伝承を調べるのが、とても楽しそう……。