どうも、最近バナナ以外のフルーツに目覚めた青田です。
昔はあまり好んで食べなかった果物類。
何となく最近はたまに食べたくなったりします。
でも一度にそんなに食べないので、カットしてパックしてあるのを買うぐらい。
でもこれって比較的お高めなんですよね。
そこで先日見つけた冷凍フルーツ。
『イチゴ』『パイン』『マンゴー』の三種ミックスです。
まあ量は多いけどコスト的には安価。
いいんじゃない。
試しに買ってみました。
冷凍なので小分けにしたものを冷蔵庫でゆっくり解凍。
さてお味は……。
えぉっ!? 何これ??! 魚……じゃないよね?
舌触りも一度凍ったせいか、トロッとしたまさに生魚のトロ風味。
そして何といっても生臭い!!?
何これっ 腐ってる??
しかし一緒に入っているイチゴやパインは大丈夫だ。まさか安物だから?
こういう時は、ネットで検索じゃ!
すると出るわ出るわ。
『マンゴー 臭い』沢山呟かれてる!
おお、結構常識だったのか。知らなんだ。
しかしフルーツの王様ドリアンは臭いと聞いたことはあるが、マンゴーまでとは。
んん?
『ハチではなく、ハエが受粉をするせいでマンゴーは臭くなるのです』
はい? ハエが花粉を媒介すると果実が臭くなるのか?
なんで? あいつらバッチいかも知れないけど、そんな植物のDNAまで変えるような強い体液だか持ってるのか(;゚Д゚)ヤベえじゃん。
再び調べる。
だけど、みんな『マンゴーが臭いのはハエが受粉するから』としか出て来ない。
だから、そのハエの受粉との関係性を知りたいんじゃ。
するとあるサイトで、謎が判明。
『熱帯地域ではハチが活動しづらく、受粉をハエにやらせるために、マンゴーは自ら腐敗臭を発する』
そうか、ハエのせいなんじゃなくて、マンゴー自身が始めから臭って(誘って)たのか!
おおい、他のサイト! 説明省略し過ぎだよ。
確かに間違っちゃいないけど、説明足りてないぞ。
ヘタすりゃハエ風評被害じゃん。
と、まあ 頭の悪い私は、ハエのバイオハザードをちょっと疑っていた。
すまん、ハエ(笑;)立派な仕事してたのに。
とりあえず謎は分かったが、問題は残っている。
どうするこの魚臭さ?! つい焼いたら焼き魚風になるのかと思ったり、醤油つけたらいけるんとちゃう? とつい考えたりした。
臭いはけっこうしつこくて、歯を磨いても胃から逆流してくる。マンゴーの誘引臭、強いな。自然の力ってやっぱりスゴイわ。
だが生もの好きでない私には、二重の意味で苦行だ。
再びネットで調べる。
すると『ヨーグルトに混ぜる』という処理法あり。
よし、いつも食べているヨーグルト(プレーン)にぶっ込み、半日待つ。
解凍も出来ただろうし、これで臭みも取れてるかな。
うんうん、嗅いだところニオイはとれているらしい。
これで安心して食べられる……( ;・ω・)ンンン……💧
むおっ、表面は大丈夫だけど、食べると中身はまだ生魚。しかもヨーグルトにニオイが移ってるじゃないか~~💦
ぬぅぅぅぅ~~、他の方法は?!
『マンゴーシロップに漬ける』
近所のスーパーでマンゴーシロップが見つからなかったし、これで失敗したら他に使い道がわからない。
ここはジュースで代用だ。ダメだったら残りは飲めばいい。
そうして先程のヨーグルト入りに投入。
お味は――うん、だいぶ臭みがわからなくなった。
どうも甘さが強いほうが浸透しやすいみたい。これが俗に言う糖度と浸透圧の関係か。
いちいち大袈裟だが、こんなところで原理をあらためて実感する。
とにかく良かった、良かった。
残りのマンゴーもなんとか美味しく頂けそうである。
こんな一般常識だったかもしれない事に振り回される今日この頃でした。