こんにちは。
三寒四温を越え、春雨の香りに眠い眠いとコクコクする今日このごろ。
カクヨムコンの中間選考を通過された皆さま、おめでとうございます。
有り難いことに、拙作の短編『翡翠の森』もカクヨムコンの中間選考を通過しておりました。
長らくぼんやりしたイメージだったものが、2020年末日に唐突にパズルのピースが埋まるべきところに収まったような心持ちで、2021年への年越しと共に猛然と書き上げたのが、この『翡翠の森』でした。
私にとっては半ば戦友のような存在ですが、作品としては長編への繋がりを意識しすぎた事もあって、オチが本当に緩い……
申し訳なく思いながらも、多くの方が読んでくださり、コメントくださる度に、少しでも何か感じてもらえただろうかと歓喜せずにはいられませんでした。
中間選考通過は紛れもなく読者となってくださった皆さまのおかげです。
心より御礼申し上げます。
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さて、カクヨムコンに引き続きKACも初めてのことで、難しいお題ごとに降り注ぐ流星群に慄きつつ、苦しそうなのにどこか綺羅綺羅しながら走り続ける『書き手』の姿に羨望の眼差しを送る日々です。
私自身は書かずに、半ば追っかけのように☆彡を拾い集め、時折カクヨムの窓に「KAC」と打ち込んで、その時偶々降ってきた☆彡を味見しながら、滝行のように活字を浴びています。
そして滝となるための一雫を絞り出す『書き手』が沢山いるからこそ、多岐に渡る切り口の秀作を堪能できるんだよな、と改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
あんまりコメントを書くと返事など気遣って負担になるだろうかと迷いつつも、自分がコメントをもらった時の嬉しさの方を信じて、やっぱり書いてしまいますがどうぞお許しを。
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また出来るだけレビューを書きたいけれど、短編はネタバレしないよう書くのが難しい。短編に限らず、一見違った切り口や暗喩をもってレビューを書くことも少なくありません。
私自身の目線で感じた面白みや、引き出された光景をもってその作品を表現するよう努めてはいますが、作品を捻じ曲げられたように感じる方もいるかも知れません。
「作品のイメージが変わってしまう」「そんな風に書くと他の読者が踏み込みにくい」「てか、ネタバレしてるじゃねーか」など負に働く可能性を感じたら遠慮なく『特製クレームブリュレ』を贈って下さい。冗談ではなく。応援するつもりがベクトルを削ぐような事になっては互いに不幸ですから。いやホント遠慮せずに、どうかどうか……
春ですねえ。