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嗤う泥泪 応募完了についての雑文(ポロリもあるよ!)

カクヨムコン5、カクサイドはお疲れ様でした!
そしてヨムサイドのみなさん、残り一週間、ラストスパートですね!

ところで拙作、

嗤う泥泪
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892456643

ですが、なんとか規定に文字数が達し応募完了することが出来ました
これもひとえに、皆様の応援のおかげです


さて、せっかくなので、いろんなところで聞かれた世界の関係性について、ご説明したいと思います
ずばり、ネタバレポロリ!
ここから先を読む人は、まずは上のリンクから本編を読了するのぜ! 雪車町との約束なのだぜ!



準備はいいかい?
……できてるよ。な、あなたは、先に進もう!












さて、本作嗤う泥泪には、狂言回しとして花屋敷統司郎というキャラクターが登場する
そして、私の過去作、血眸~暗澹たる日々~には、花屋敷統志郎というキャラが出演している

このふたりは同一人物でこそないが、魂の双子と言い換えてもよい
すなわち、パラレルワールドの住人であり、花屋敷(泥泪)は、花屋敷(血眸)とほぼ同じような経験をした結果、神々の傀儡と成り果てたのである

しかし、血眸では失った自意識を泥泪では維持していたため、生前の振る舞いが昇華されてデウスエクスマキナ──物語に幕を引くという役割が与えられたのだ


また、彼がことにつけ橘風太を後輩と呼び慕うのも、ひとえに自分の後任として育成しているためである
花屋敷は異形の神々に魅入られたが、風太は原初の死である女菟と契約をしたことで神々の注目を一身に集めることになったのだ


朽酒女菟にも一応の言及をしておこう
彼女は作中で再三語られたとおり原初の死──つまり、地球上ではじめて肉体を持った生命体である
なので、あの姿が実態というわけではない
風太の涙と死を奪い、神々の道化師にすることを条件に力を貸す契約に縛られた結果が、あの姿なのだ

また、金泥虞泪が言っているとおり、女菟を殺すことは理論上可能だ
ただ、限りなく死に近い位置にいる生命体なので、そんじょそこらの死の容量ではまったく足りないだけなのだ
つまり擬似的な不死身であり、神々を殺し続けたことで、一層強い不死性が呪いに変わっている部分もある

こう言った事柄を踏まえた上で、最強の霊能力者ではなく、立っているステージが違うと表現した


泥と水のモチーフがなんだみたいな話は、どうか自由に考えてほしい
暗黒神話に当てはめれば、一発で解るだろう
こういったことを踏まえて、もう一度読んでみると楽しいかもしれない


さて、裏話、四方山話も以上となった
こんな話を出来る場面も、多くの方々の助けがあってこそだ
この場を借りて、感謝の念を述べさせてもらいたい
ありがとう



それでは、次は読者選考の結果が明らかになったときにまた、お会いしよう

ではでは、アデュー!

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