2019年5月30日
正午
令和として30日が経過したその日、運命の発表はやってきた
すなわち、贋造探偵、カクヨムコン4における最終選考の落選発表である
https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_novel_004読者諸氏の多大なる応援を賜りながら、不覚にも贋造探偵は落選したのである
(贋造探偵とは、このような作品だ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887649209)
これは無念であり、慚愧の念に堪えない
可能であればこの場でひざまづき、許しを請うべきでもあろう
しかし、もはや決着のついたことに割くリソースは存在しないのだ
時間は有限であり、書籍化を目指すものは数多存在する
そんななかで、無為無策に立ち止まることに意味などあろうか?
いやさ、ない!
で、あるのならば
私が読者諸氏に報いる方法は、たったひとつしかないと信じる
それは、前進である
前へ、そう前へ!
ただひたすら、新作を執筆し、面白い物語を供給すること
これだけが、私にできる贖罪であり、世界との向き合い方だ
ゆえに、私はここに宣誓しよう
確固として宣言しよう
また必ず、読者諸氏の手が届く場所、視界の届く場所、意識の及ぶ場所で、かならずや物語を奏でてみせると
そしてそれは、絶対にいままでのどの物語よりも面白いものになると
誓おう
自らに、誓約を科そう
だから、もし
もしまた、私の作品をどこかで見かけたのなら
少しばかりの期待とともに、いくらかばかりの慈愛とともに
ページをひとつ、めくってやってほしい
必ずや、報いるものと善処するから
報告は、以上である
さあ、前へと進もう、前へ、前へ、前へ!