・あれと同じである。あれは結局まったく観なかった。
さて、この近況ノートでもたびたび触れていたが、犀川ようさん主催の自主企画『第一回 さいかわ葉月賞 テーマは「夏」』に参加した。
『ナツ』
https://kakuyomu.jp/works/16818093082814113407/episodes/16818093082815419702 結果的に趣味全開の作品となった。四千字くらいでまとまるかなと思ったが、六千字と、私にしてはずいぶんと長い話になった。
推敲が本当に苦しかった。1エピソードに六千字もあると、全体を把握しづらく、同じ言い回しの多用に苦しめられた。おそらく、探せばまだ誤字脱字が出てくるだろうが、飽きてしまったので、あきらめて投稿した。1エピソード四千字までが私の限界のようだ。タバコが切れていたこともあり、集中力がつづかなかった。長いともたんのよ。
さいかわ賞には、過去、『ハ、春』『ア、雨』というタイトルで出して来たので、今回も『ナ、夏』にしたかったのだが、作品の雰囲気にそぐわないのでやめた。
ところで、さいかわ賞で、最終選考に残るのは簡単だと思う。理屈上は。
要は、テーマが『夏』なので、春、秋、冬では置き換えられない話を書ければ、最終選考には残れると思う。書ければね。
理屈は簡単だが、夏でなければならない話を書くというのは、技術的にたいへんむずかしいと思う。
これ、春、秋、冬でも成立するよね?
と言われない作品が書ければよいのだが、実際挑戦してみると、なかなかむずかしいと思うよ。
私は最初からあきらめて、夏を舞台にはしている話を書いた。別に、季節が夏以外でも話の本筋はほとんど変わらない。よって、私の作品は最終選考には残らない。Q.E.D.(証明終わり)。
まあ、レギュレーションは守っているので文句は言われないだろう。さいかわ賞は、PVや星の伸びがいいからやめられないんだよね。うしし。
話をまとめると、味噌煮込みうどんを注文されたら、味噌煮込みうどんを出さなければならないのである。ほうとうを出してはいけない。おいしいけど。
参加する予定で、まだ書いていない方は、味噌煮込みうどんを作れるようにがんばってください。むずかしいと思うけどね。まあ、筆力をあげるよい機会と思って、ファイト!
・星新一作品の評価については、きのう、名作『天使考』の寸評を書いた。
「天使考」★★★★★★★★★☆
https://kakuyomu.jp/works/16818093082549334899/episodes/16818093082791006019 あしたは投稿が遅くなるか、ないかもしれない。『ようこそ地球さん』の目次をみるかぎり、凡作が多く、寸評をつける基準である、評価点7以上の作品が少ない。あしたは、ヨムヨムで終わりそう。
ではでは。おこづかいがないので、禁煙期間に突入予定。つらいよ~。